地域建設業の人手不足解消のブレークスルー自分の会社の魅力をどれだけ熱く語れるか?
地域建設業の経営者の方々にお会いすると、「技術者が足りない」「採用しようとしても、人が来ない」という話をよく聞きます。その理由として、「建設業の仕事は3Kだから」とか、「優秀な人ほど大手に持っていかれるから」とか、「最近の若者は忍耐力がないから」とか言う経営者が多いです。
確かに、地域建設業を取り巻く環境、構造などが手かせ足かせとなり、人手が不足している部分はあるでしょう。業界的には、これを改善するため、週休2日制の導入、労務単価の見直し、各種法令遵守の徹底などの取り組みを行っていますが、施策によっては賛否が別れるものもあり、本当に人手不足の解消につながるのか、先行きは不透明です。
地域建設業の人手不足解消のブレークスルーはどこにあるのでしょうか。そのヒントを探るため、「選択理論®」をベースにした人材教育コンサルティング会社「アチーブメント株式会社」に取材しました。取材に応じてくれたのは、中小企業向けの採用コンサルティングを担当する同社大阪支社の平山壮人さん。採用、育成のプロならではの示唆に富んだお話を伺うことができました。