型枠の支保工足場で失敗
型枠の支保工足場を計画する場合、コンクリートの荷重条件や枠組足場のピッチの検討、強度計算など、皆さんもいろいろ忙しいと思う。
そのため、あまり支保工足場の経験がない主任者は、本来検討しておくべきことに頭が回らないことも1つや2つはあるだろう。
実際、私も型枠の支保工足場に関して、何度も失敗したことがあるのだが、もう「時効」ということにして、私の失敗談を1つお伝えしたい。
余裕がない支保工足場の計画
これは私が現場監督になってから、まだ数年しか経っていない頃の失敗談である。
現場は鉄筋コンクリート造の新築の建築工事。その建設物は1階の階高が高く、梁と片持ちスラブの支保工足場を組んで、荷重を受ける計画になっていた。
当時の私は、仮設足場の計画以外にも、鉄筋や型枠、コンクリートなど様々な業務に追われて、事務所の机に座ってじっくり物事を考える余裕はなかった。今になってみれば「分からない事について質問したり、他人に確認する余裕」がなかったことが悔やまれる。
ただ、計画を立てるのは、いつも夜遅くだったので、他人に聞くタイミングもなく、「何とかなるだろう、まぁいいや」という気持ちで計画を進めていった。
勉強になります。
技術面でも、コミュニケーションの面でも。
施工管理一級の勉強をしていますが、仕上げの職人は経験してきましたが、躯体については、見てはいますが、さっぱり分かりません。
本を読んでもチンプンカンプンです。
こうした失敗談は、初心者には非常に勉強になります。
感謝いたします。