コンクリートの「打ち肌」は、施工管理者の能力バロメーター
土木、建築を問わず、生コンは主要材料として利用されている。そして、施工管理者の関心事の一つは、きれいな「打ち肌」をつくることではなかろうか。
コンクリート打設時に手間をかければかけるほど、「打ち肌」の表情は凛とする。
一方、粗雑な管理を行えば、型枠を外したときに、コールドジョイント、豆板、ひび割れ、ピンホール、水道(みずみち)など、様々な施工不良が「打ち肌」に露見してしまう。
つまり、施工管理の巧拙は、そのまま「打ち肌」に現れるといってもいい。コンクリートの「打ち肌」は、施工管理者の能力を測るバロメーターでもあるのだ。