工事履行報告書の再提出
土木施工管理技士で現場監督である私は、工程を管理し、工期を守らなければならない立場にある。
しかし、恥ずかしながら、工期までに工事を完成できない現場があったのも事実。
その原因は、工事履行報告書の再提出という、二度手間にあった。
工程表と工事履行報告書
まず土木施工管理で工程を管理する際、われわれ現場監督は具体的な施工方法や作業手順、材料調達などについて「施工計画書」に細かく記載し、その施工計画をもとに「実施工程表」を作成する。
実施工程表は、施工計画と実際の工事の進捗度合の差異を表す。つまり、実施工程表を見れば施工計画と比べて、工事の進捗率がどれだけ遅れているかを確認できるというわけだ。
そのため、実施工程表は、工事の工期を守る上で必須とされている。しかし、工程表通りに作業が進むとは限らない。
施工を進めていく最中に、トラブルや変更事項が発生した場合、「履行報告書(工事での変更点を具体的に記載した書類)」などで、役所に変更工程を提出する必要がある。
そして、この変更工程の内容をよく検討しなければ、工事が先に進まなくなるのである。
設計と現場がかけ離れていて 工程をひっぱる事が出来ないのに 工程を要求してくる発注者が居るのも事実ですね。
設計と現場に差異があるなら、契約約款に従って受注者の責に帰さない理由として工期延長願いを出すことができます。
出す前に相談すると、設計ミスがばれるから出すなと言われるでしょうから、とにかく出す。
一度出せば、発注者(というか役所の担当監督員)に断る権利はありません。
現実問題として、何とか工期以内に収めるよう調整を求められると思いますが、正しい手順を踏んでいればスムーズに増額を要求できます。
そうでなくとも貸しを一つ作れるはずです。
発注者に殴られっぱなしではいけません。権利と義務を明確にし、受注者の善意にすがっているのだと分からせてあげて下さい。
たまに本気で誤解している担当監督員がいるので、教育してあげないとお互いのためになりません。
バカはしょーもない駄文発表せず病院行け!