「即日入金、決算書いらず」 オンライン融資の仕組み
――融資はまだまだアナログな世界ですね。
池田 ええ。ただ近年、オンライン融資という新たな融資サービスが普及し、従来の審査に掛かるプロセスが大きく変わりつつあります。
――オンライン融資とは?
池田 簡単に説明すると、AIを活用することで融資に係るすべての手続きをオンラインで完結できるサービスです。中小企業や小規模事業者を中心に浸透しています。私たちアルトアが手掛けているのも、このオンライン融資です。
――これまでの融資とは何が違う?
池田 アルトアのオンライン融資では、「弥生会計」や「やよいの青色申告」の会計データをアップロードするだけで融資を申込むことができます。AIが会計データの日々の取引履歴から最新の経営状況を把握し、自動で審査するので、決算書などの紙の書類は何一つ用意する必要がないんです。
すべてオンライン上で完結するので、来店しての面談も不要です。AIが融資可能と判断したら、最短即日で入金されます。融資の実行までに掛かる手間や時間が大幅に軽減されることが、従来の融資と大きく異なる点ですね。
また、担保や保証人も不要です。通常の融資だと、代表者が連帯保証人になるケースもまだまだ多いですが、アルトアでは一切必要ありません。
――会計データだけで正確に審査できる?
池田 むしろ、会計データには決算書より膨大な情報が含まれてるんですよ。決算書は「〇年〇月期」という過去のある一時点においての経営状況を見るもので、期中の取引や経営状況の推移は不明瞭です。
一方、会計データのすべてを人間が見るのは不可能ですが、AIなら可能です。しかも、より細かく、より早く事業性を評価できます。
10分で審査開始、その日のうちに入金完了
――どうやって借りることができる?
池田 アカウントを登録して、「弥生会計」の会計データをアップロードするだけで申し込むことができます。
入力していただく情報も、会社の住所や業種、業歴、従業員数など、その場ですぐに入力できる程度のものです。
アカウントの登録から審査の申込みが完了するまで、10分も掛かりません。
――かなり早いですね。
池田 このスピード感がオンライン融資の大きな特長です。申込みは24時間365日いつでも可能なので、日中は現場で仕事されている方が、夜の空いた時間にお申込みいただくことも多いですね。
――審査結果はいつ分かる?
池田 お客様にもよりますが、平日、日中のお申込みなら、最短で1時間です。どれだけ掛かっても半日程度ですね。
――審査に通ったあとは?
池田 借入可能金額や返済スケジュールを確認し、問題なければ入金先の銀行口座を登録していただきます。最後に本人確認の手続きを済ませると、最短即日で入金されます。
例えば、平日午前中にお申込みいただければ、当日の午後3時までの入金が可能です。
――初めて借りる人も即日?
池田 ええ。これまでは、初めてのご利用のお客様は郵送による本人確認が必要でした。そのため、融資の実行には最短でも2営業日必要だったんです。
そこで、本人確認をスマホで行うシステムを導入し、最短即日でのご入金が可能になりました。サービスのスタートから多くの方にご利用いただいています。
――どういった会社が利用している?
池田 売上高では、1億円未満の企業様が多いですね。
銀行の融資には3期分の決算書が必要なため、最低でも4期以上の業歴がないと融資を受けられません。アルトアのオンライン融資では、1年分の会計データさえあれば申込むことができるので、創業して数年の企業様にも積極的にご利用いただいています。
――借入額はどれくらいが多い?
池田 平均借入額は、約180万円です。
――借入金は何に使用されている?
池田 建設業では、工事に合わせたお申込みが多いです。特に、受注工事の回収期日に合わせて、最長6カ月の期日一括返済の融資がご利用頂く方が多いですね。
――利用料は掛かる?
池田 「導入費用」や「手数料」などは一切ないです。お支払いいただくのは、金利だけです。
弥生使ってれば誰でも使えるの?
それなら結構いいね
「お金を借りるのは銀行」という固定観念があったが、もはやそんな時代じゃないね。
急な資金に困ったときに思い出すようにする
悪くないけど、弥生使ってないんだよー。
そして、あと、もう少し金利が安くなったら、銀行はいらなくなるね。
それでも付き合いの長い銀行を選ぶ
これが建設業
施工の神様に弥生の文字って違和感あるな笑
意外と関係あったけど
うちはファクタリング使ったことある
どっちのがメリットあるんだろうか正直よくわからん
果たしてジジイたちにこの話は理解できるのか