在留カードの”原本”を確認してますか?
最近、私が従事する現場でも外国人労働者、特に外国人技能実習生が毎日各業種で入り乱れています。そのため、就業前の新規入場者教育の際、「在留カード」の確認業務にかなり時間を取られています。
昨年、北海道の建設工事現場で働いていた中国人労働者11人が不法残留などの疑いで逮捕され、46人が失踪したというニュースが全国に報道されました。
この事件で、元請業者の現場代理人は「『在留カード』の写しを確認していた」と主張しました。在留カードは偽造しにくいような加工がされてありますが、在留カードのコピーは偽造が容易なため、「コピーではNGだ」と有識者にバッシングされる事態に発展しました。
私も現場代理人業務が主なので、「在留カードの”原本”を確認できない外国人は現場就労禁止」と下請負業者との契約時に明記して、1次下請負業者にも理解していただき契約しました。
しかし、これで安心かと思いきや、実務はなかなか思うようにいかなかったんです。
恥ずかしながらうちは確認してないから違法な外国人もいるかもしれない…
うちも含め、周りの業者の実習生は必ず原本を毎日携帯しています。更新のタイミングの時にはやはり手放すことにはなってしまいますが、その間も監理団体の証明の押印してある書面を携帯しています。更新の時期がそんなに何社も被ることはおかしいと思いますし、原本を持っていない人はまず信用出来ないのではないでしょうか。
仲介業社というのも、カードの更新は大概加入している監理組合でしてくれるはずなので、わざわざ他の業者に頼む自体が怪しいのではと感じます。
外国人を雇っている会社の方もわかっていないだけで、不法就労の外国人を斡旋している業者に騙されているのではないでしょうか。
愛知にある某大手自動車メーカーでは在留カード更新は本人が行く決まりになっていて、手放すタイミングは手続き中の1時間程度らしいです。
更新のタイミングで管理団体の携帯する書面は、そんな規則はなかったです。入国管理局に直接問合せしたので現段階では間違いないと考えています。管理組合と他の業者っていうくくりがよく分かりませんが、個人でも資格なしで急に代行管理業者になれてしまうってのは行政と仕組みが追い付いていないんでしょうね。
ゼネコン現場監督です。
在留カードの原本も
確認しないとならないのですね…
確かに記事のような事態にならないように確認しないといけないのかもしれませんが。
日本人の資格書の携帯・確認もままならないのに外国人の在留カード確認は更に元請け及び下請けの監督を苦しめますね。(純粋に業務が増える)
とあるシステムで作業員の身元確認等を下請けが登録して電子化しているので、そこに組み込めばいいのでは…と思ってしまう元請け側です。
外国人専門の人材派遣会社で勤務しています。
ハッキリ言って原本を持たずにコピーを携帯という時点で身元が怪しいです。
本人の顔とコピーに写っている人の顔・・・同じですか?
間違いなく同一人物って言いきれますか?
なんとなく顔の系統が似ていたりすると、こっちでは明確な判断ができないですから。
不法在留者が他人から在留カードを借りて面接にやってくる。
就職後に定期的に在留カードの確認をしようとしても、コピーしか持ってない・・・
もはや珍しい事ではありません。
面接時に、パスポート、在留カード、通帳、マイナンバーなどを揃えて見せてくるので、
こっちも「さすがに間違いないだろう・・・」と思ってしまう所に隙が出来ます。
面接のときに4点セットで借りてくるみたいです。
在留カード確認しましたが見た目だけにだまされカード読み込む機械にとおしたら期限切れということもありましたねぇ