こんな仕事だれがやったんですか?
以前やった仕事で、「家具の設置や組み立て、それを固定する仕事」を頼まれた時の話。
朝、現場につくとパッと見たらすでに工事が終わっていました。不思議に思って工事内容を現場監督に聞くと、「やり直しになった。だから、もう一度全部見直してほしい」と言います。よく見ると確かにヒドい仕事をしていました。
あまりのヒドさに思わず「こんな仕事だれがやったんですか?」と聞くと、「東南アジアから来た大工さんと、その人が連れてきた人たち」だと言います。
日本語のできない外国人の大工?たち
水平じゃない机、曲がって取り付けてある鏡、固定されていない棚、調整されていない扉に開けにくい引き出し・・・。きちんとやってある場所を探すほうが難しい。
詳しく聞くと、大量に制作するのなら東南アジアで作った家具を船で運んできたほうが日本で作るより安いそう。そうしてコスト削減した家具と、さらにコスト削減しようと日本人の大工さんより安く頼める東南アジアの大工さんにやってもらったら出来が悪く、残念ながら全部やり直しになってしまったとのことです。
技量の見極め無く発注した会社の監理責任。東南アジアでも技量ある職人さん居ますよ。日系H社のバイク(125cc)のいくつかは確か東南アジア産だったはず。未だに「東南アジア=低品質」って認識をしていると浦島太郎になってしまうかも?
安物買いの銭失い予想通りよな
日本で技量試験をして 合格したら合格証を発行し、持ってない者は仕事ができないようにしたら‼️
客が一番求めているのが安い価格だし、それだけを追求するからこういう事が起きる
馬鹿でもわかる事に目を背け、それでも価格を下げる事に必死になってる販売業者が一番の悪
東南アジアと一括りにするのはどうですかね?彼らに技量が無かっただけだと思いますが。
危ない!って言葉も判らない職人を現場に置くな!
安く移民を使おうという短絡的でズルイ政策に問題あり。
安易に移民受け入れるなよ!
その前に日本人による日本人の為の国内政策をやってほしい。
たまたまニュースのレコメンドでこの記事にたどり着いた者ですが、建設業の方でもこの問題の原因が政治にあると気づいてない??と驚きました。激安競争も外国人労働者も、与党である自民党公明党などが緊縮財政、移民政策(政府は移民ではないと言い張ってますが)を推進してきた結果です。公的固定資本形成について調べてみてください。国がドケチをしているからであって現場の頑張りの問題ではないです。
建設業界では政治的原因と言うとなんでも政治のせいにするなと言う風潮。
未だデフレを理解していない。そして立ち上がろうともしない。
決して実習生が悪い訳ではない。数年で一端の大工になれる訳はない。
日本の大工はプライドが低い。
安くても何でもやる。仕方がない。
下手すりゃ日本人より実習生のほうが給料高い。
20代の同業者ですが大工は現場のまとめ役として業者に指示だったり状況報告するので、技量以外にも指揮をとる仕事も多いですよね。
海外部材は歪みが本当に凄くて、こういうのを日本の精度の基準に合わせた建物に使うのはとてもしんどいです。
海外は内装もペンキ仕上げだったりするので隙間とか関係なく、そういう国で建築をしてきた人の常識では日本の仕事はキツイでしょう。
外国人労働者の大工が普及するとするならば、施工管理会社の方にしわ寄せの負担が行くでしょう。
住宅は高くて値切りをする方もいますが、高いのは「建物」ではなく「土地」です。ぜひ覚えてください。