建設コンサルはゼネコンから敵視されている?
建設コンサルタントに勤務していて、ときおり設計した現場を担当するゼネコンや中小建設会社から問い合わせをいただくことがある。あるいは現場に赴いて打ち合わせをする機会もある。
その時に感じるのが、「コイツは敵だ」という雰囲気だ。毎度そうではないのだが、時々そんな空気を感じることがある。
ゼネコンからいただく問い合わせは、設計内容の質疑や設計時の考え方、あるいは条件設定の考え方や鉄筋量増減について、などなど多岐にわたる。
親身になって問い合わせに応じる方々も多いのだが、それ以上に目につくのは、雑な対応をする技術者たちだ。もしかすると、ここに敵視される原因の一つがあるのかもしれない。
雑な対応とは、ざっくりひと括りにすると「現場で合わせてください」とばかり言うことだ。設計と現場が合わないのはよくあることだが、それに対してコンサルとしての考えや意見をいうことなく、ひたすらゼネコンに対応してもらおうという姿勢がうかがえる。
あるいは、少し条件が違えば設計結果も違ってくることがあるため、意見や考えを迂闊に言えない、という事情があるのかもしれない。つまり責任を負いたくないのではないだろうか。
実際、ゼネコンにお勤めの施工管理技術者に聞いたことがある。「建設コンサルタントの設計成果は信用していない。現場と合わないことがあるのは日常茶飯事だ。敵視している人もいるかもしれない。自分は、敵視はしていないが、信用はしていない」とはっきりおっしゃっていた。
敵視する人や信用していない人ばかりではないだろうが、多めの方々が同じことを思っておられるのかもしれない。
いつも読ませて頂いてます。
わたしの以前の経験ですが、現場と物理的な相違があり変更の必要は間違いなかったのですが、元々の設計上の考えが分からず、変更協議を行うため変更後の材料選定に悩んでいました。
そこで電話で質問したのですが、10秒ほど沈黙があって小さい溜息とともに「こちらに聞かれても」と「いいとも悪いとも言えない、もとの材料でやればいい」と言われました。
結果無駄に変更協議が長引きました。
後々ですがようやく見せてもらった設計成果品もそれありきの設計で、無理くりその材料にするための比較検討書だったし、その後、人づてですがその材料メーカーと懇意にしている話を聞いてなるほどなと思いましたが、所詮は疑惑なのでそのまま現場を納めることに集中しました。
追記、昔の話です。今は尊敬できる知り合いもいっぱいできました。
バブル期ぐらいまでは、コンサルがメーカーに設計を丸投げする、言わばヤミ設計というものが主流だったと聞いたことがあります。
コンサルは中抜きできるし、メーカーは自分たちの製品で工事できるし、でWIN-WINだったようです。
そういったものなので、コンサルに技術力が無いのは昔からなのです。
↑今もそう。これが無くなるとかなり業界がきれいになると感じる
もう少しレベルの高いコメントをして欲しいです。
話はわからないわけではないが、じゃあ「現場が建設コンサルタントに何を求めているのか」と聞かれると、現地をよく見て設計してほしい、でしょうね。
“現場の条件を考えようとしないのは「現場条件を考える必要性が無い」から。
現場でモノを造るわけではないから、細かく現地調査しなくても、設計図面は描ける。現地調査は金もかかるし、利益を失うことをする必要もない。コンサルとしては、現地条件を細かく把握したところでオイシくない”
そんな事を言ってたら、いつまで経っても信用されないのでは?
余程、酷い設計に当たったんですね。
建築です。「現場が建設コンサルタントに何を求めているのか」と聞かれると、コンサルタントってどんな業務をする人かイマイチ良く分かってません。土木工事の役所のお手伝いをする人?民間工事で設計事務所が建築図を描くのと同時進行で開発図を描く人?って認識で解釈すると、開発許可を通す為に色々と変更している最中に設計図を描いて入札になるので変更の履歴がない。他コメントであった様に外構図との整合性が悪い。
一番の要望はKBMやGLを安易に設定されるのでGLは各物件毎で一つにして欲しい。北面のGLとか擁壁GLとか勘弁して欲しい
こちら施工者です
絵描きが複雑なのは理解してます
何を求めるか?
プロの仕事を求めてます
全てコンサルのせいにするのもいかがなものかと思う。
私は、施工会社上がりで、現在にコンサルタントで勤務するが、最近の現場のレベルが下がっていることを痛感します。
図面に書いてるものしかしないなんて、私が現場に出てた頃はあり得ませんでした。図面に書かれてないなら、自分達で図面を起こし、発注者と協議して、設計変更で稼いだものです。
コンサルタントも指定工法にしたいのはやまやまですが、指定工法にすると現場が困るので、従来工法で、後は、現場のやり易い様に設計変更かけて下さいとお願いするしか無いのも事実です。
だから、互いに背中に手が届かない所は、折り合いを付けてやれば、良いのでは無いでしょうか。
元施工側 現在コンサルです。
確かにそうです。
その下がった現場レベルでは現地は収まらなかったのでしょうね
図面に書いてあることしかしない。←当たり前です。ゼネコンは設計でもコンサルでもないです。ましてや変更する権限もありません。両者が時間、金額ありきで手抜きをする又、そのつけを現場サイドに投げるから信頼されない。現場レベルが下がったのではなく設計、コンサルのレベルを下げるような発注者に全ての原因があります。
発注者に逆らう気か!?
施工サイドに寄り添っているのは発注者だぞ。
それをコンサルに味方するとか、本当に施工側か?
にせものだろ。
設計変更で稼ぐ←経費計算は直工に対する経費しか施工屋はもらえません。
設計 「ミス」 を計算書から図面まで修正し無駄に厚い協議書まで作成して減額なんてざらです。
増額の場合も設計「ミス」を認めないので施工承諾になるのです。
そもそも設計変更で稼ぐという概念をこの業界は両者直すべきと思います。
なんのために設計があって、なんのために競争入札しているのでしょうか。もちろん後からでてくる問題は当然あるでしょうが、そのスタンスでいるから「これわかってたでしょ」ってのも無くならないので、そういう面がコンサルは嫌われていると思います。
施工者の立場です
現地に合わせた設計をして欲しい、できれば現地に来てほしいけど、現地に来なくても分かることすらまともにやらない例があって呆れる、時に繰り返しの同じ過ちがあるし
県を跨がないでも、降雪量は地域によって違います。というか同じ市町村内でも。
潮位は東京都と北海道で全然違います。海のそばで掘削するなら気にして当然でしょ。
電気、水道が現場まで来ていないことがあるのにそれが来ている前提の設計はないでしょ。
土木工事?建築工事?設備工事?・・・設計が同じ会社なら同時進行の別途工事との取り合いくらい考えてよ。何を基準に設計してんのさ(土木発注の工事に建築の仕様書は書いていないし、それが自然だけど建築の仕様を求めないでよ
コンサルさんには『できれば』現地に来てほしいけど、現地に来なくてもいいからまともな設計をしてほしい。
地元の建設会社の技術者なら現地確認せずに分かる設計の瑕疵を無くしてほしい。
気候は?潮位は?・・個々の工事の特記仕様には何を記載している?別途発注の工事のこと考えてる?
そもそも建設コンサルというものは、終戦後に技術者の人余りを解消するためにGHQが本国の制度を取り入れようとしたのを日本式では官の御用聞きになってしまったのが始まり。
もちろん戦前にも建コンの前身はあったが、それは官出身者の始めた事業が多く当時の建設事情にも精通していた。
いまや、技術者は不足しているので上記背景を鑑みれば建コンはもはや不要と言える。
なにを言いたいかというと、もはや設計は、工事にも関わり知見を積んでいる官の技術者、若しくは施工業者または製造業者が行えばよい。
頭でっかちのコンサルは不要、淘汰されれば良い。
文句あれば、自ら価値を示されたい。
あと天下り先です。
施工側で技術を積んでDB方式を実現してもらいたいです。
官に技術者なんていない
コンサルは技術屋ですらない
おっしゃる通り
今猿?です。
提案すると言うこと聞かないと怒られ、気を使って言うことを聞くとイイなりじゃなくキチッと提案しろとまさしくサル!
鬱続出です。設計施工で発注した方が良いと思います。
ただ、大変ですよ。地元設計説明会で揉めると施工工期が無くなり不履行も出ますよ。
会計検査まで対応ですから着手から5年くらいは、施工者側で対応を考える必要があります。
地元説明会などの調整ごとは発注者の仕事なので、受注者は責任負わなくてよいのでは?
地元説明会に同席すること!って追加特記仕様書に一文入るとほぼ丸投げだけどね。
大手ゼネコンなら良いけど、地元中小だとなかなか大変かも。
コンサルですが
色付き予算が主な問題点ではないかと思います。
設計発注段階でシナリオは大体出来ています。結構バカげた設計をよくしてますよ!既設構造物の改修で既設より性能向上を図れない設計とか。向上するとこの予算では出来ないって変な検討。
あと創意工夫することを価格競争で受注するのもかなり変だと思っています。プロポーザル方式もありますが出来レースだし。
まあ施工不可の設計は論外です。
コンサルです。
「コンサルは現場に弱い」系の記事書く人見るたび、内心「こいつ、あたまわるー」って思っちゃいます。
設計要求(例:かぶりは最低いくら確保)を最低限明示にしてるんだからあとは自分が儲かる方法で作ればいいのに。笑
寸法通りにできないからって文句言うなよ〜。進歩がないやりとりしたって時間の無駄よー?
工法比較して設計要求を満たす方法でやれはいいじゃない。笑
こちらは空調の利いた執務室で夏、冬とたんまりボーナスもらいながら涼んでます。コンサルでよかったなぁとずーーっと思います。
現場の不確定要素なんか百も承知。
言ってしまえば現場対応する工事会社の出来の良さが一番不確定要素だけどね。
せいぜい文句垂れて苦しんでください!笑
コンサルの発言ではないな。
エアサルだな。
但し書きばっかしてるような馬鹿コンサルの図面なんて最初からない方がマシ(笑)
施工業者が設計やると本来どうあるべきかより、自分達で工事するにはどうするべきかって考えになっちゃうから、それはそれで恣意的になるんだよね。
発注者もできた成果のチェックはできるけど、1から設計の組み立てはできないし。基準類に載ってない、成果物にも直接残らない口伝のノウハウって多いよ。
設計成果は2次元だし、横断図も20mピッチってのも現場が合わなくなる要因何だろうなと感じています。
bim/cimでひと繋ぎになれば良いですね。
コンサルか?
えらい他人事な投稿だな。
施工技術力のなさをコンサルに擦り付ける三流以下の施工者は黙ってような。
納品検査受けて合格してんだからまったく問題ないわ。
やれないのは現場の問題ですよー。
しっかりしてくださいねー。
首の上に乗っかってるのは飾りなんですかー?
頭つかってくださいねー。
といいたくなるほどどうでもいいことまで問い合わせしてくる腕なし職人が増えた。
施工で楽したいのがみえみえなんぁよなあ
それに回答するのは、コンサルの義務。
楽をしようとするなよ。
コンサルと同じで検査する人間が、現場経験もなく、現場をみてねーで作った机上の空論図面を見てする検査したってそりゃ合格すんだろ(笑)違ったらごめんなさいね
官に歯向かう気か?
良い度胸だな。
物理的、品質的に不可能な理由に対してコンサルが正式に回答したことはわたしの経験上ありません。
回答していなのに、検査で合格したからや、それは現場の施工能力が無いとか、しかも直接会いもしない相手に三流などと煽るように言うのはいささか問題があると感じます。そういった行為、言動が真面に頑張っている建コンの方のイメージまで下げていると思います。
仕方ないよ、コンサルのレベルなんてこんなもん。
池沼は釣りうまいね
実際、転職市場でも施工経験者は高く評価されるが、コンサルはそれほどではない。
役所の経験者採用でも施工経験者を優先している。
コンサルに価値はない。
元施工業者、現コンサルです。
施工に関してですが、基本施工業者が決める任意施工が原則。これがわからず、コンサルの施工計画云々、バカなこと言うな!!施工業者が決めればいいんだよ!コンサルは積算できる標準的な施工法を示すだけ!金が合わないなら、合う金額で入札しろ!入札後に難癖つける所が無くてコンサル成果がどうのこうの・・・発注者もしっかり指導してほしいもんだ。
【公共工事標準請負契約約款第1条3「仮設、施工方法その他工事目的物を完成するために必要な一切の手段については、約款及び設計図書(図面、仕様書、現場説明書及び現場説明に対する質問回答書をいう)に特別の定めがある場合を除き、請負者がその責任において定める。」】
施工方法は施工者が当然決めます。
皆さまが言っているのは設計図書に記載が無く設計思想がわからないから聞いているのです。
施工方法を聞いているのでは無く施工方法を決めるためどんな設計をしましたかということです。
また施工者はエスパーでも神でも無いので物理的に不可能なものはできません。同じく設計することもありえませんが何故か未だに多く事例があります。
その他いろいろありますが、基本コンサルの方は施工者の質問の意図を理解出来ていない、または理解した上で瑕疵になるのを心配して逃げている、のどちらかのパターンが主のように感じます。
コンサルの設計に質問したら阿呆な回答が来たことがあったなあ。
多少省略するけど、関東ではない場所の工事で
質問『TP=0とDL=0が同じ高さです。どういうことでしょうか?』
回答『TP=DLです』
人が溺れる高さじゃないけど、根切底の海水にコンサルの人間突っ込んで、海水で崩落した土砂で埋ればいいのにって思っちゃったぜ。
TP=DLって条件反射していいのは(基本)東京だけだろバーカ
現場に来なくてもいいよ、でも最低限の知識がないからろくでもない設計に、回答になる
特別の定め?潮位一つ分からない人間が、知らない用語を調べもない、思い込み人間が設計すると
海水の中で砕石転圧しなさいって設計になる。
本当はもっといっぱいあるけど、潮位が一番分かりやすく、酷い例だった。
コンサルの人はなんちゃら約款とかそんなこと以前に普通高校卒業レベルの考察力身に着けて
発注者もしっかりとコンサルを叱責してほしいもんだ