簡易休憩所の構造体を応用し、養生ユニットを開発
竹中工務店は、アクティオ、朝日機材、アキレスと共同で、改修工事やはつり作業などに伴う粉じん飛散防止のための簡易養生ユニット「すぽっとQ」を開発した。少人数かつ短時間で組立、解体が可能だ。
今回開発した簡易養生ユニットは、2018年に開発した簡易休憩所「エアーQ」の構造体を応用したもので、外装材を変更することで、屋内局所の粉じん飛散防止の機能を持たせた。
短時間での設営、盛替え、撤去が可能
「すぽっとQ」は、付属のブロアーで空気を注入することで、長さ約2.4m×幅約2.2m×高さ約2.4mの大きさに膨らむ。重量は約30kgで、設営は2人で約3分程度と短時間で可能。ユニットを連結することで作業面積を拡大することもできる。
また、内部での作業環境を快適にするため、側面部分にはスポットクーラーと集じん機用の穴を設けている。透明な静電シートを外装材に採用することで、内部の採光性向上と外部から内部の様子を視認できる効果もある。作業後は、専用袋に収納することができる。
これにより、テナントが入居したままの作業が多い屋内改修工事などでも、短時間での養生設営や盛替え、撤去が可能となり、粉じん発生作業などでの実質作業時間も確保することができるという。
通常の養生と比較してコスト面ではどうなんでしょうか?
コロナPCR検査の簡易テント代用として、医療機関で是非!
暑くて仕事にならんだろ(笑)