熱中症患者の発生
結局この日の最高気温は36℃と、南の島でも比較的高い日となりました。作業が終了し、夕方に事務所に戻ると40代半ばの艦艇職域の隊員は、「体がだるく、めまいがする」というのでソファで横になるよう指示し、水分補給用のスポーツ飲料を売店で買ってきて本人に飲ませました。念のため医務室にも通報し、衛生員に事務所に来て見てもらいアイスノン等で体を冷やす処置をしていただきました。
衛生員は、「症状は熱中症のもので間違いないと思います。当該隊員は単身生活をされているようなので、念のため安否確認を兼ねて帰りと明日の朝は誰かが送り迎えをしたほうが良いと思います」とアドバイスをくれました。結果として大事には至らなかったのが不幸中の幸いです。
やはり、酷暑の中で特に慣れない作業をさせてしまったことは反省しました。施設職域の隊員は大丈夫だと考えていても、工事を経験したことのない人間からすると作業をするのも一苦労だということに想像力が働かなかったのは私の責任です。
民間建設会社の熱中症対策に驚き
現在はどうかわかりませんが、私たちが自衛隊で訓練をする際の熱中症予防に伴うアイテムやドリンクは、基本的に自前で準備するか、お金を出しあって購入する等の処置をしていました。組織としての対策としては非常に脆弱なものだと思います。また、現場責任者である幹部が自腹で差し入れするのも日常的でした。
民間に転職していろいろな方のお話を聞くと、現場に行くときにはドリンクや塩飴等の支給をしてくれる会社が多いことに驚きました。
熱中症は対応を間違えれば死に至るのは皆さんご存じのとおりです。これからの季節、現場での作業はさらに過酷なものになると思いますが、命あっての人生です。ちょっとでも異変を感じたら早めに周囲の人に申し出る勇気を持ってください。
34℃で湿度がどれくらいか判断出来ないが今日びの38℃超え猛暑に比べればまだまし。
皆が言う体調管理なんかで対応出来る範囲を超えている。
朝一番から警戒レベルMAXが普通ですよ、そろそろ当日作業中止も真剣に考えませんか?発注者の方々。
中止は良いけどその日の売り上げ高分は変更で保障してほしい。
難しいと思うけど、、、、、
経費は目をつぶっても原価(資機材、人件費)は最低でも保障してもらえる仕組みにしないと予算厳しいとこだと強行してしまうと思う。
職人だって1週間仕事できなきゃ生活に直結するのでは。
そら受注者が安全管理費名目で計上しているかどうかの話。
「ウチなら安くできます!」っつって手出した挙句「暑くて無理でーす。中止しよ?」とかなんの冗談よ。
↑そら計上している企業はないでしょうね。
そもそも対策して防げるレベルにないよね、だとしたら発注者としても考慮するべきだよね、その中止判断を発注者がするなら保障はみてほしいよね、受注者がするなら設計で予めみておく必要があるでしょって話し。(たとえば猛暑日割り増し何%とか)
後者の場合その後の入札でそれを削ったうえでならお宅の言い分はわかるけど。
発注者がそういう思考だから、金貰えない、過酷、故に出来る若手が離れていくんだぜ。現実みようぜ。
衛生員さんという立場はよく分かりませんが記載されている内容に対しての対応は適切でないと考えます。
WBGTに対しての作業員への対応は千差万別なので数字を基準に現場へ反映させれば問題ないかと思います。
事業場毎で責任区分は明確なので理解して各々対応しましょう