本記事は『リノベノシゴト』とのパートナーシップにもとづく転載記事であり、リノべる株式会社の許諾を得て掲載しています。
「建具が入らない・・・」
リノベーション工事が始まり、壁の下地が終わろうとしていた頃、現場から1本の電話が入りました。
「建具枠を取り付けているんだけど、LDK入り口のドア枠が入らないんだけど・・・図面の寸法合ってる?」という恐怖の内容でした。
頭の中は「えっ・・・(思考停止)」
本当に建具が入らないとなると、(場合によっては)壁下地の段階とは言え大掛かりなやり直しが発生してしまいます。
書き上げると頭が痛くなりそうなので、内容や工程は異なりますが、勇気のある方は過去の記事の想定工程をご参照下さい。
設計内容は?
原因や対応方法についてお話しする前に、まずはどういうプランだったのか簡単にご説明します。
- 建具の場所:LDK入り口(玄関ホール⇔リビング)
- 建具の種類:片開きドア
- 建具周り:LDK側ドアの左右には、”冷蔵庫+キッチン造作収納カウンター” と “造作デスク兼収納” がありドア両側にゆとりはほとんど無し。玄関ホール側ドアの左右には、トイレ・寝室があるが、玄関ホール幅は広くとっている為ドア両側にはゆとりあり。
建具の承認図を確認していないのが悪い!
設計者の資格なし。一品一様、量産品であろうが問題ない寸法指示ができる者が設計者。
図面が間違ってても直すのは結局大工だしおさまりちょこちょこ気にしてやってるがおかしな事に間違いを先に気づいてやっても何もくれん