「建築が遅れると設備が泣く」の本当の意味とは?
「建築が遅れると設備が泣く」そんな言葉を聞いたことはありませんか?
私は新人研修の頃に、まるで諺のように教えられた記憶がありますが、実際に経験すると本当にキツイものです。
空調の施工監督の仕事をしてから5年目ぐらいの頃、まだ私も若かったときの苦労話です。ひょっとしたら、建築業界のベテランさんなら、思い当たる節がある体験談かもしれません。
現場は「なまもの」だから、多少の工程変更なら大丈夫?
小さな現場では、私一人で現場監督と代理人をやっていますが、正直なところ多少工期が遅れても、お客様やゼネコン、他のサブコンと打ち合わせをして、どうにかなるものです。
工事の工程はいかに正確に作れるかが重要ですが、工事現場もそこで働く人間も「なまもの」。どんな現場であろうと、突発的に起きる問題・天候・労災・事故などが原因で、工程の変更、工事中止が起きるのは仕方がありません。そういうことも考慮して工程を作る必要もあります。
なので、私がこれまで工程の遅れによって建築、内装、顧客から責められることは一度たりともありませんでした。
しかし、その当たり前を覆す事件が起きたのです。
この業界の設備に対する扱いどうなってんだよ。
監督業をしているならお前らが悪いよ
どうにか交渉するか、段取り組み直させるなら金はずむしかない
設備は辛いぜ
外構もつらいぜ!!
そこで泣かないといけないのか。。。
職人はもっと泣いていると思うが
文章が下手くそ
空調設備工事会社で営業兼事務職をしています。
この業界は建築ファーストの世界だと思います。建築が原因で工期が遅れても、最終的には設備が泣かなくてはいけないことになっている。職人を現場に送り出してるところはもっと泣いています。
追加が出る度ちゃんと出して貰えるんでしょうか?と確認して、責任を持って必ず出すと言われたからやらせていただいたのに結局追加の分はうやむやにされたり、出したとしても何ヶ月も引っ張られたりする。働いてくれている職人の生活を守りつつ、会社も守らなくてはなりません。体質なんでしょうか?上から状況を変えて行かない限り変わらないのでは?と思ってしまいます。