専門工事職は「既成概念」に凝り固まっている?
都市再開発や新興住宅地のマンションは人気が高く、私が建てたマンションもすぐに完売、というのが常識でした。そして、繰り返しの作業が多いマンションの建設工事では、施工の効率化、ユニット化、低コスト化について、各ゼネコンがしのぎをけずっている状況です。
しかし、専門工事職と呼ばれる各業者ごとの作業は、果たして効率の良いものになっているのかと言うと、必ずしもそうとは言い切れない現状があります。
その一因として考えられるのが、専門工事職の多くの当事者たちは「昔からこの方法でやってきた」とか「大変だけどほかに方法がない」など、既成概念に凝り固まった意識が強く、そこからの脱却や改善といった意欲が薄いからではないかと考えられます。
そこで今回、マンションのバルコニー施工に関する、私の改善案を紹介します。
権力を振りかざす世間知らずの勘違い野郎どもは本当に消えていただきたいです。