チルト式コンパクト型鋼管矢板圧入工法とは、株式会社コーワンによって開発されたチルト装置が装備された圧入機のことで、原理的にはクレーン/運搬用トラック等の機械全体が軽量コンパクト化され、油圧式杭圧入引抜機により鋼管矢板を自走圧入するもので、狭隘地における傾動装置による高精度施工が可能、振動騒音が低くオフロード法がクリアされたNETIS登録技術である。尚、チルト式コンパクト型鋼管矢板圧入工法は50tラフターで11mの作業半径が確保可能とされ、2クランプ機構によりカーブ施工にも対応できるとされる。ちなみに、チルト式コンパクト型鋼管矢板圧入工法の適用サイズは、鋼管径Φ600~1500mm、L=40m程度とされ、オーガ装置/ウォータージェットとも組み合わせることで硬質地盤にも適用が可能とされている。
チルト式コンパクト型鋼管矢板圧入工法
話題の記事
-
【恐怖】杭を打ち終えたはずなのに、1本だけ杭が残った「根固め工法」
- 失敗を生かす
2021.04.05
-
悪質な耐震リフォーム業者に気をつけろ!沈下修正工事の技術力と見積金額
- エトセトラ
- 技術を知る
2021.03.15
-
「広い視野を持つことが必要」西松建設の若きドボジョが語る、ダム建設の魅力や奥深さ
- インタビュー
- キャリアを考える
2021.02.25
-
「大型木造建築は、注文住宅の延長線」 木造大工がビルを建てる時代へ
- インタビュー
2021.02.17
-
“利益が潤う現場”の共通点とは?利益を出すのも施工管理技術者の仕事
- 技術を知る
2021.02.04
-
「鉄筋の結束は、もう職人がやる仕事じゃない」 香川発の建設ロボが、鉄筋職人の汗一粒の価値を高める
- インタビュー
- 技術を知る
2021.02.03