吹付受圧板工法(FSCパネル)とは、日特建設/公益財団法人鉄道総合技術研究所によって共同開発された吹付受圧板(FSCパネル)/地山補強土工が組み合わさった法面補強工法のことで、原理的には、FSCパネル(板厚110mm;繊維補強モルタル吹付/補強部材)/支柱プレート/ロックボルト(D19)を老朽化した吹付法面に最大スパン2000mmで配置することで、繊維補強モルタル吹付(増厚吹付部/既設吹付材)の表面下部にある風化地山を介して、健全地山に固定するものである。尚、吹付受圧板工法(FSCパネル)はNETIS登録技術であり、法面工における特定の低減係数(µ=0.7〜1.0)の選定が可能とされる。
吹付受圧板工法(FSCパネル)
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