配筋アシストロボとは、清水建設/エスシー・マシーナリ/アクティブリンクによって共同開発されたロボットアーム型の作業支援ロボットのことで、重量鉄筋の簡易的な配筋/運搬用に適用される。原理的には、肩旋回部/第1アーム/肘旋回部/第2アーム/把持部の5パーツ(40~60kg/各パーツ)と制御盤で構成され、200kg級の鉄筋作業において従来の半分以下の人力(作業員1名/鉄筋介添え2名)で効率的な施工が可能とされる。尚、動作方法は作業員の操作グリップに応じて、(昇降ボタンで)アーム動作を行うというもので、鉄骨柱に固定/挙上する際の作業負担/作業効率の改善に寄与するものである。ちなみに、配筋アシストロボは国土交通省の生産性向上施策(i-Construction)の実現に向けて、稼動試験後に実用化が期待されており、当面清水建設の現場で使用が見込まれている。
配筋アシストロボ
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