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施工管理技士のキャリアアップ方法と資格の重要性

施工管理技士のキャリアアップ方法と資格の重要性

施工管理技士のキャリアアップ方法と資格の重要性

施工管理技士の資格取得とその後のキャリアプラン。

建設現場で欠かせない存在の施工管理技士には、2級からスタートして1級施工管理技士の資格取得、そしてその先へとキャリアアップの道が続いています。

皆様は今の仕事内容に満足されていますでしょうか?
今の仕事内容に満足している方と、将来を見据えて自分のキャリア形成を練り、その実現に向けて動いている方とでは、生涯年収に大きな差が生まれる可能性が高いです。

ここでは、施工管理技士のキャリアアップの流れとして、2級施工管理技士と1級施工管理技士の資格取得に関する要件、その後のキャリアアップについてご紹介していきます。

2級施工管理技士の資格取得からスタート。

2級施工管理技士の資格は【土木】【建築】【建設機械】【電気】【管】【造園】と6種類存在しており、いずれの資格も学科試験と実地試験で構成されています。

学科試験は、土木であれば土木に関する問題と法令、建築であれば建築に関する問題と法令というように受験する資格の種別にそれぞれ関連する法令が出題されるほか、現場の施工管理について出題される傾向にあります。

受験資格は、学科試験だけを受けるなら17歳以上であれば6種類共通して誰でも受けられます。実地試験については学歴と実務経験によって変わり、土木を例に出すと大学の土木に関する学科を卒業した場合は1年以上の実務経験を経て実地試験を受けられますが、それ以外の学科を卒業した場合は1年6カ月以上の実務経験が必要です。
高校の指定学科を卒業した場合は3年以上、それ以外は4年6カ月以上の実務経験が必要になります。

1級の資格取得で現場のスペシャリストに

1級施工管理技士の資格試験になると難易度は上がります。出題内容の傾向は2級と同様ですが、中身の専門性が高まります。
また、1級施工管理技士の受験資格は学科試験でも実務経験が必要となります。土木や建築であれば、2級施工管理技士を取得せずに受験する場合は大学の指定学科を卒業後3年以上、指定学科以外を卒業した場合は4年6カ月以上の実務経験が必要です。高校の場合は、指定学科を卒業後10年以上、指定学科以外を卒業した場合は11年6カ月以上の実務経験が必要です。

なお、2級施工管理技士がなれるのは主任技術者や管理技士で、監理技術者や特定建設業の専任技術者にはなれないなど限定的ですが、1級施工管理技士になれば業務範囲が広がります。土木や建築であれば監理技術者として大規模な建設現場に携われるほか、労働安全コンサルタント試験の受験資格も得られるために、1級の施工管理技士の資格を得ることで、キャリアアップの可能性の幅が大きく広がると言えるでしょう。

1級の資格を取ってからがキャリアアップの本当のスタートであるため、この業界で食べていくのであれば1級資格はマストで取得しておくべきです。

1級施工管理技士のその後。新たな資格の取得や独立などキャリアパスも豊富。

1級資格を取得した施工管理技士のキャリアアップは選択肢が豊富です。建設現場が好きであれば、そのままキャリアを積んで行くことも可能ですが、それ以外にも建設現場での仕事を通じて様々な職種の施工方法を理解できるため、いずれかの職種で独立することも可能です。
また、1級施工管理技士の資格取得によって受験資格を得ることができる監理技術者や労働安全コンサルタントなどの資格も存在するので、さらに挑戦してみるのも良いでしょう。

また、施工管理技士としてキャリアを積む中で、下請け業者が理解しやすいように施工図を沢山書くことになるため、設計図への理解も高まっているはずです。その場合、1級建築士の資格を取得して設計士になるのも良いでしょう。
1級建築士は、施工管理技士よりも構造計算や各種法令への深い知識を身につける必要性があり、より自身の専門性が高まります。施工管理技士ができるのは現場を取り仕切る工事管理ですが、設計士に転身して設計監理までできるようになると仕事の幅はグッと広がります。

1級施工管理技士の資格を取得し、現場経験を積み上げることで、資格を持っていない方や現場経験が少ない(事務方で働いてきた)方と生涯年収に大きな差が現れるのです。

1級資格と現場での実務経験があれば60代でも重宝される。

先ほど「生涯年収」という話が出ましたが、この生涯年収が大きく変わるのが60歳以降のキャリアです。
役員にまで上り詰めれば話は別ですが、一般的な会社であれば60歳を超えると定年退職が待っており、再雇用されたとしても嘱託社員として大きく年収を落とすことが殆どです。かなり大きな建設会社でも、事務方の嘱託社員として再雇用されると1,000円程度の時給で働かされるということも珍しくありません。

しかし、1級施工管理技士資格と現場経験があれば現場で重宝されます。
資格と現場経験があれば、嘱託社員ではなく「派遣」という形で60代でも年収を落とさず現場で働くことが可能です。そのため、定年を迎える前の50代の内に早期退職し、派遣会社へ転職するという方が最近増えているのです。69歳の方でも派遣現場で働いているケースは珍しくありません。

まずは「1級資格の取得」を目指しながら現場での実務経験を積むことから。

ここまで紹介してきた通り、1級施工管理技士の資格取得はあくまでスタートラインです。
1級資格を持っているけど事務方にいるという方は、キャリアアップを図り生涯年収を上げるためにも早めに現場経験を積んでおくことをおすすめします。

現場経験を積むことで自分のキャリアの可能性を広げることができるだけでなく、定年が近づいた時に現場経験が豊富という方と、長らく事務方にいたという方では、その後の選択肢の幅も違います。

1級資格に現場での実務経験が加われば、正にこの業界における「鬼に金棒」と言えるでしょう。
そのためにも、まずは1級施工管理技士の資格取得を目指すことがこの業界で生き残っていくための第一歩です。

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