導入前の課題を教えてください
退職する方の割合が、昔より高くなっていることですね。せっかく採用した正社員がなかなか根付かなくなっている印象です。
特に30代の若手技術者の獲得・定着が難しくなっています。早め早めの人材確保というのは、これまで以上に重要だと感じていますし、 そのためにも派遣サービスの利用も含めて、多角的な人材獲得のアプローチを進めています。
特に、採用を強化しているのは、建築施工管理の経験者、特に5～10年後に所長として現場を任せることのできる30代の有資格者です。
とはいえ、この世代の人材は特に獲得競争が激しいですし、弊社の案件も増えてきているので、 40～50代で所長の経験があるような即戦力の方もニーズとしては高いです。
導入前の決め手を教えてください
最初のきっかけは、御社の営業さんから「お会いしましょう」と売り込みがあったからですね（笑）。
当時は、御社の求人サイトである施工管理求人ナビも知りませんでした。
というのも、私が工事部長だった4年前までは、派遣サービスはほとんど利用したことが無かったからです。
ただ、弊社で抱える案件が増えていく一方で、先ほど申し上げた通り、正社員の採用が難しくなっているので、利用してみることにしました。
導入後の効果を教えてください
これまで3人派遣いただいていますが、営業さんの動きは早いですし、きっちりと弊社のことを把握いただいているので、提案いただく人材も的確です。
マッチする人材がいないときは、はっきり「いない」と言っていただけますしね。ですので、コストを払ってでも現場にいてほしい、と思える人材ばかり。
これまで弊社の現場で活躍されてきた方々は30代と若手でしたが、「次の現場でも、ぜひお願いしたい」と思えるような、優秀な方ばかりでしたね。
派遣社員だからといってかしこまることもなく、協力会社に対してもキッチリと対応できる人材でした。なので、御社の派遣社員には、一番長く働いていただいています。
また、若い方はツラいことがあってもなかなか言い出せないケースもあると思うんです。
他社のケースでは、現場から突然いなくなってしまうこともありました。御社ではそういったこともなく、日ごろから派遣社員のサポートをしていただいているのではないかと思います。
今後期待したいことを教えてください
まずは、これまで通りに優秀な技術者をご紹介いただくこと。
そして、弊社に腰を落ち着かせたいと思ってくれるような人をご提案いただけたら、一番嬉しいですね。
また、今は週休2日制が推進され、現場の生産性を一層高めていかなければならない時代ですが、自社だけでは分からないこと、知らないこともたくさんあります。人材の課題以外についても、色々とご相談させていただきますね。
