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「職務経歴書」よりも「工事経歴書」の書き方が命!(書式フォーマット付き)

「職務経歴書」よりも「工事経歴書」の書き方が命!(書式フォーマット付き)

「職務経歴書」よりも「工事経歴書」の書き方が命!(書式フォーマット付き)

「工事経歴書」の書き方で、年収が変わる理由

施工管理技士が転職する場合、転職先の企業や求人サービスに対して、「履歴書」「職務経歴書」そして「工事経歴書」を提出する事になる。施工管理技士など建設技術者以外の職種であれば、「履歴書」と「職務経歴書」のみ提出すれば転職は可能だが、施工管理技士の転職では、ほとんど場合、「工事経歴書」の提出が求められる。

そして「工事経歴書」の内容はそのまま、転職の採用試験の合否だけでなく、その後の給与・ボーナス・年収にも大きな影響を与えることになる。実際、転職に成功した優秀な施工管理技士たちには「工事経歴書の書き方が上手である」という共通点がある。施工管理技士の転職実績が豊富な求人サイト『施工管理求人ナビ』でも、転職時に作成・提出する「工事経歴書」の書き方こそ、施工管理技士の転職の成否を握る、最も重要なカギの一つという認識だ。

では、なぜ「工事経歴書」がそこまで転職で重要視されるのか?そして「工事経歴書」とは、具体的にどのように書けば良いのか?

そこで今回は、他では絶対に読めない、施工管理技士が好条件で転職するための「工事経歴書」の書き方と注意点を紹介しよう。おまけに書式フォーマッットも用意したから、転職で失敗したくない施工管理技士は必読だ。

なお、ここで述べる「工事経歴書」とは、建設業許可申請時に添付する「工事経歴書」とは異なることを付記しておく。

「工事経歴書」と「職務経歴書」との違い

まず、「工事経歴書」と「職務経歴書」との違いをおさらいしておく。

工事経歴書

実際に担当した現場の工事内容、工法、規模、請負金額、担当業務など、工事の詳細を書く書類。

職務経歴書

社会人として仕事を始めてから現在に至るまで、どのような会社でどのような仕事をしてきたのかを書く書類。就業してきた会社の事業の要約、担当業務の要約、保有している資格やスキル、自己PRを記載すると良い。工事経歴書は別途提出するので、工事の詳細は記入しなくて良い。

上記のように、まず「工事経歴書」と「職務経歴書」は、まったく役割が違うことを意識してほしい。両者の役割を混同してしまい、上手に書き分けられていない施工管理技士も少なくないが、それだけで採用担当者の印象はかなり変わってくると考えて良い。こんなことで要領の悪い、書類作成が下手な施工管理技士であると判断されてはもったいない。年収で10万円以上の差が出てもおかしくないだろう。

「工事経歴書」が転職で重要視される理由

中途採用を行っている企業は、当然、即戦力の施工管理技士を求めている。即戦力になりうる施工管理技士であれば、言い過ぎかもしれないが、給与はいくらでも出すと言う企業も増えている。もちろん、経験が浅い施工管理技士も採用して、自社でじっくり育てていこうと言う企業もあるにはあるが、本音では即戦力の施工管理技士のほうを採用したいと考えているのは間違いない。そして即戦力であるか否かを判断する、一番重要な参考資料となるのが「工事経歴書」である。

企業の人材採用の過程では、人事担当者や会社役員だけでなく、現場の建設技術者も選考に加わることになる。建設技術者であれば「工事経歴書」に書かれた工事内容、工事規模、担当業務などを見れば、あなたが即戦力かどうかは簡単に判断できる。そして「工事経歴書」の内容で読み取れなかった部分を確認していく作業が、面接試験で行われることになる。

しかし、企業の採用担当者は毎日のように転職希望者の応募書類に目を通し、書類選考を重ねている。そのため、あなたが作成した書類の一言一句、隅々まで確認している保証は一つもない。そんな採用担当者が面接をセッティイングするかどうかを判断する第一関門こそ「工事経歴書」であり、正直言って「工事経歴書」の内容に比べれば、「職務経歴書」に記入してある自己PRなどはどうでもいい。だからと言って「職務経歴書」を蔑ろにしてはいけないが、それほど「工事経歴」は転職で重視されるということだ。

これは対企業だけでなく、『施工管理求人ナビ』などの転職支援サービスを使う場合にも当てはまる。もし、あなた自身が、自分の転職活動をサポートしてくれる「キャリアアドバイザー」に対して、自分の工事経歴やスキルを正確に伝えておかなかったとしよう。そうすれば、せっかく成功したはずの転職も失敗に終わってしまうだろう。なぜならキャリアアドバイザーとは、あなたの「工事経歴書」を参考に、最も好条件の転職先を紹介しようとする職業だからだ。たまに「転職支援サービスの会社に転職するわけではないから」と言って、キャリアアドバイザーにぞんざいな態度を取る施工管理技士の方もいるが、それは自分の将来の可能性を潰すことに直結する。キャリアアドバイザーに詳細な転職希望条件と「工事経歴書」を伝えることは、あなたの将来の給与やキャリアを左右すると断言できる。

経験豊富な施工管理技士ほど工事経歴が多く、「工事経歴書」を書くことは面倒だと思うが、「キャリアアドバイザー」のアドバイスを聞きながら、手抜きをせずに記述してほしい。自分のスキルを最大限にPRする武器が「工事経歴書」であり、「工事経歴書」の書き方次第で、希望の転職先に入社できるか、希望年収を稼げるようになるか、が決定するのである。

工事経歴書の記述例と注意点

では、次は実践だ。

具体的に、どのように「工事経歴書」を書くべきか?
職種ごとの例を見ながら、「工事経歴書」の書き方のポイントを解説していく。

土木施工管理技士の工事経歴書例

工期 2015.1~2015.8
工事名 宅地造成工事
発注元 〇〇組
発注先 ◇◇建設
受注・請負金額 ¥70,000,000
工法・規模 2500m2、掘削工1050m3、盛土工990m3、道路工250m2
業務内容・担当業務 現場代理人兼監理技術者。現場管理、測量、出来形、品質、原価管理。

建築施工管理技士の工事経歴書例

工期 2012.4~2012.11
工事名 〇〇ビル新築工事
発注元 民間
発注先 ◇◇建設
受注・請負金額 -
工法・規模 5階建RC造、店舗・共同住宅12戸、延床面積900m2
業務内容・担当業務 建築施工管理、施工図

電気工事施工管理技士の工事経歴書例

工期 2010.8~2011.3
工事名 食品工場の自動機械関連業務
発注元 ○○食品
発注先 △△産業
受注・請負金額 ¥60,000,000
工法・規模 -
業務内容・担当業務 打合せ、図面作成、発注業務、資材・工程・安全・労務管理等、現場管理者

管工事施工管理技士の工事経歴書例

工期 2014.2~2014.9
工事名 市庁舎空調設備改修工事
発注元 〇〇市
発注先 JV
受注・請負金額 ¥360,000,000
工法・規模 SRC造、延床面積6,000m2
業務内容・担当業務 施工管理、品質・工程管理、折衝、工事主任

上記は解説のために、各職種で1工事の経歴のみを例として挙げたが、実際の「工事経歴書」では、今までに経験してきた工事を「全て」羅列することになる。

「工事経歴書」の記述のポイントは、以下の4点である。

簡潔でシンプルに書く

前述した通り、企業の採用担当者は多くの応募書類に目を通しているので、簡潔でシンプルな書き方が理想である。特に施工管理経験が長い方は、工事経歴の量も多くなりがちなので、必要事項をシンプルに羅列する形のほうが読みやすい。

数字など、具体的な内容を意識する

可能な限り具体的な数字を入れたほうが良い。建設業は現場規模の大小によって、施工管理の難易度が変わり、要求される技術レベルも変わってくるので、規模感がわかる数字を書いたほうが良い。数字を記入することで、採用担当者もあなたの実力をイメージしやすくなる。

どの立場で仕事をしたのか明記する

上記の土木施工管理技士の工事経歴を見てみると、民間の宅地造成工事で「ゼネコンの現場代理人」として施工管理に従事していたのがわかる。建設現場では立場によって仕事の役割が異なるので、「民間工事か公共工事」か「元請けか下請けか発注側か」などを明記すべきである。

他の書類と齟齬が無いように

特に工期については、「履歴書」や「職務経歴書」と齟齬が無いようにしっかりチェックしておきたい。齟齬が多いと大雑把な性格だというイメージを与えてしまい、非常にもったいない。

「工事経歴書」の雛形

『施工管理求人ナビ』では、「工事経歴書」のフォーマットを用意しているので、ぜひ、それを活用し、転職を成功させていただきたい。

工事経歴書をダウンロード

また、『施工管理求人ナビ』では、施工管理技士の転職に最適化したオリジナルの「履歴書・職務経歴書」として、「履歴チェックシート」という書式を提案している。基本的に規定の項目を埋めるだけなので、自分自身で文章を考える手間が大幅に省ける。転職する際は『施工管理求人ナビ』を使うかどうかはさておき、絶対に活用すべきである。

履歴チェックシートをダウンロード

『施工管理求人ナビ』を活用する場合、上記2つの書類(履歴チェックシート、工事経歴書)を用意するだけで、自分の希望に合った最適な転職が可能だ。多忙な施工管理技士たちが、なるべく手間をかけずに転職に成功できる『施工管理求人ナビ』で、ぜひキャリアアップ・年収アップのチャンスをつかんでほしい。

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