「鉄道施設ドクター」の仕事を楽しく学べる
土木学会は、鉄道インフラの維持管理や更新の重要性、仕事内容などを楽しく学べる『鉄道インフラメンテナンス図鑑』を6月8日に発売する。
「安全」「安定」「快適」を支える鉄道を、毎日100年以上も守り続けている縁の下では、どのようなメンテナンスの仕事が行われているのか。鉄道インフラの中でも土木構造物と軌道がどのように守られているのかなど、新しい事例とともに紹介する。
一般には見えにくい、「鉄道施設のドクター」と言われる大切で地道な役割について、その謎をイラストや写真で分かりやすく伝える。
鉄道インフラメンテを一般社会に向けてアピール
2019(令和元)年度会長特別委員会「インフラメンテナンス(鉄道)特別委員会」では、長年に渡りメンテナンスを体系的に実施してきた「鉄道」を対象に、鉄道メンテナンスの現状分析や今後の在り方について議論してきた。
書籍の発刊は、その活動成果の1つだ。価格は、一般1,320円(税込)、土木学会会員1,190円(税込)。2020年12月末までに「土木学会 図書購入注文書」で注文すると、期間限定価格1,000円(税込)で購入できる。
6月8日には、オンラインで成果報告シンポジウムを開催予定だ。