信じるものは救われる⁉︎人をうまく動かす方法

一方的な指示になっていませんか?現場監督としてうまく現場を回す方法

自分の指示通りに作業者が動いてくれない

『信じられぬと嘆くよりも 人を信じて傷つくほうがいい』

これは、海援隊の「贈る言葉」の歌詞です。たまにふと思い出しては、改めていい歌詞だなあと思っています。私は、仕事を行ううえでも、この言葉は非常に大切だと感じています。

現場監督の仕事は、作業者や管理者に適切な指示を出し、業務を遂行してもらうことも重要な任務の一つです。それがうまくいかなければ現場監督の仕事は成り立ちません。

しかし、若い現場監督の中には、自分の指示通りに作業者が動いてくれず、悩んでる人も多いのではないでしょうか?なぜ作業者を思い通りに動かし、自分が描いている目的地に導くことができないのか?

答えは簡単です。作業者は、あなたではなく“アカの他人”だからです。

もちろん同じ人間なので、DNAレベルのどこかでは繋がっているとは思いますが、今まで生きてきた環境が違うんだから、考え方も違って当然です。思い通りに動いてもらえないのは、言ってしまえば当たり前のことなのです。

だからといって、しょうがないという話ではありません。うまく人を動かすことができない現場監督は、これからお伝えするあるセオリーをうまく理解できていないのだと思います。

指示書を適切に書くことも大切ですが、現実問題、指示書の書き方だけの問題ではありません。あなたの作業者に対する、心のスタンスを見直す必要があると考えます。

ある作業を依頼するときに、あなたはどのような言葉で指示を出していますか?

例えば、縄張りを自分の代わりに先行でやっておいてもらう場合、指示書としては現場案内図と配置図を郵送し、日時を指定します。

悪い指示の仕方は、縄張り寸法の取り方や使うメジャーの指定、縄張りに使う紐の指定や釘の種類などを事細かく指示してしまうことです。

指示書を書いた現場監督は、ここまで指示をしているのだから間違いないと自分の中で完結するでしょう。しかし、指示が細かすぎると相手にどんな印象を持たれるでしょうか?

「自分は信用されていないんだな・・・」と、作業者はこう思ってしまうのです。

人というのはそう思ってしまったら、要求以上でも以下でもないことだけをやり、下手すれば一部手を抜いたりすることもあるかもしれません。それが発端で思わぬクレームをうみ、指示者へのしっぺ返しとなって戻ってくることもあります。

「あれだけ完璧に指示を出したのに何をしてくれるんだ」と、作業者に強く当たってしまうこともあるかもしれません。それがまた信頼関係を崩すことになるのです。まさに悪循環・・・。

悪循環から抜け出す方法とは?

では、どのように悪循環から抜け出せばいいのでしょうか。ここで、あの言葉を思い出してみてください。

『信じられぬと嘆くよりも 人を信じて傷つくほうがいい』

まずは、指示を出す作業者を信用することで、悪循環は解消されると思います。それにより、物事は順調に回り出します。指示書には最低限の情報のみ記載して、あとは作業者の自主性を信用するのです。

つまり、ゴールを示してその過程は任せる。もし失敗しても、指示者である現場監督がそのリスクを請け負う。

その覚悟を示すことで作業者の信頼を勝ち取り、任された作業者はその期待に応えようと能力を最大限に使って、現場監督が求めているゴールに近づこうとしてくれます。しかも、たまに期待以上のことまでやってくれたりする特典付きです(ありがたい!)。

無事に指示通り仕事をこなしてくれた場合、作業者にはしっかりと感謝の気持ちを伝えましょう。万が一、その作業者の能力が足らずゴールに辿り着かなかったとしても、必ず同じように感謝を伝えましょう。

「ゴールには届かなかったけど、よく努力してくれました」という気持ちを伝えるのです。そうすれば、きっと次からはあなたの力になろうともっと頑張ってくれると思います。そうやって作業者は気持ちよく動かされ、指示者の思うように作業を完了してくれるようになっていきます。

人の気持ちや感情を変えることはできません。あなたにできることは、作業者のことを信頼し、業務を任せ、同じゴールに向かって一緒に進んでもらうことなのです。

人を無条件に信じるのは、簡単なことではありません。でも、まずは信じてみましょう。信じたからこそ得られる信頼をコツコツと積み重ねることで、指示者にとっても、作業者にとっても、仕事のしやすい環境を作り上げることができます。

人が思うように動いてくれない・・・と悩んでいる方は、一度試してみてはいかがでしょうか。

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