「八千代市の老人デイサービスセンター『52間の縁側』」 / 撮影:黒住直臣氏

「八千代市の老人デイサービスセンター『52間の縁側』」 / 撮影:黒住直臣氏

【建築学会】学会賞(作品)受賞者記念講演会が7/9に開催

日本建築学会は7月9日に、東京・港区の建築会館ホール及びリアルタイム動画配信(YouTube)で「2024年日本建築学会賞(作品)受賞者記念講演会『作品を語る』」を開催する。

講演は、受賞者の石上純也氏(石上純也建築設計事務所代表取締役。受賞作品は、「House&Restaurant」)、向山徹氏(岡山県立大学教授・向山徹建築設計事務所代表。受賞作品は、「岩国のアトリエ」)、山﨑健太郎氏(山﨑健太郎デザインワークショップ代表取締役・工学院大学教授。受賞作品は、「八千代市の老人デイサービスセンター『52間の縁側』)が行う。

パネルディスカッションは3名の講演者と中村拓志氏(明治大学特別招聘教授・NAP建築設計事務所代表・2024年日本建築学会賞選考委員会作品部会長)、宮崎浩氏(プランツアソシエイツ代表・2024年日本建築学会賞選考委員会作品部会幹事)の5名が語り合う。

当日は平田京子氏(日本女子大学教授・建築文化事業委員会委員長)が開会の挨拶をし、司会は、大森晃彦氏(建築メディア研究所代表・建築文化事業委員会委員)と大草徹也氏(三菱地所設計代表取締役専務執行役員・建築文化事業委員会委員)が担当する。入場者の定員は150名。

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日本建築学会は1949年以来、優れた業績を「日本建築学会賞」として表彰する制度を設け、長い歴史を経て日本の建築界における最も権威のある賞として評価されている。そのなかでも「日本建築学会賞(作品)」は、近年中、主に国内で竣工した建築の単独の作品であり、社会的、文化的、環境的見地からも極めて高い水準が認められる独創的なもの、あるいは新たに建築の可能性を示唆するもので、時代を画すると目される優れた作品に贈られるものだ。

「学会賞(作品)受賞者記念講演会」は、優れた建築作品を社会に紹介することで、日本の建築文化の向上と建築界から市民へメッセージを発信することを目的とし、1985年から開催している。

「岩国のアトリエ」 / 写真:野村和慎氏

「House & Restaurant」(©junya.ishigami+associates)

詳細・申込み

・建築会館ホール(申込先着順)
日本建築学会Webサイト「催し物・公募」欄より
https://www.aij.or.jp/event/detail.html?productId=694811

・動画配信(事前申込み不要)
日本建築学会Webサイト「催し物・公募」欄に記載のURLより
https://www.aij.or.jp/event/detail.html?productId=695009

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建設専門紙の記者などを経てフリーライターに。建設関連の事件・ビジネス・法規、国交省の動向などに精通。 長年、紙媒体で活躍してきたが、『施工の神様』の建設技術者を応援するという姿勢に魅せられてWeb媒体に進出開始。
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