リーマンショック以来の大幅減
日本経済団体連合会(経団連)が、2020年の大手企業の夏のボーナス(賞与・一時金)の平均妥結額(一次集計)を発表した。
全産業の平均ボーナスは92万5,297円で、昨夏に比べて6.00%(1万6,553円)減少。リーマン・ショック直後の2009年夏(19%減)以来、11年ぶりの減少幅となっている。
2020年夏季賞与・一時金 大手企業業種別妥結状況(加重平均)
建設業については、151万2446円と、全産業の中で今年もトップとなったが、昨夏より3.09%(4万8,226円)減少している。建設業に次いで夏のボーナスが高額だった業界は、「自動車」が98万760円、「電気」が89万6,423円で、他業種を大きく引き離している。
ただし、このデータの調査対象は”東証一部上場、従業員500人以上の大手企業”であり、建設業の調査対象は5社とごく一部の結果。さらに、今回の一次集計の数値は多くの企業において3月時点でボーナスを決めていたものであるため、7月公表の最終集計では新型コロナウイルスによる影響をより濃く受け、さらに減少する可能性は高い。また、中小企業からは減額にとどまらず、支給取りやめの声も聞こえており、より厳しい状況に置かれている現状を忘れてはならない。
建設業と言っても、上の元請けしか、儲からない、下請けの単価を下げ、自分達の利益‼️下請けには、ボーナスすら無い❗️