やらかした…。土木施工管理の"仕事の失敗談"

やらかした…。土木施工管理の”仕事の失敗談”

お恥ずかしい話、私はこれまで土木現場で数々やらかしてきた。自分のミスを肯定するわけではないが、「失敗は成功の基」ということわざがある通り、人は失敗しないと成長しないと思っている。

今回は、私がこれまでやらかしてきた数々の失敗談をお話しよう。

工程の計画ミス

工程や予算の見積もりを誤ってしまい、プロジェクトが遅れたり、予算超過になったりという失敗は、私は若い頃に何度も経験した。特に工程の計画ミスは、あらかじめ工事で必要な過程がわかっていなければ、後々非常に苦労する。

特記仕様書に書いてある試験を把握しておらず、後から気づいて業者に試験を頼んだが予定が空いておらず工程が遅れてしまった経験や、予算で試験費をみていなかったために経費が合わなくなってしまい上司に怒られた経験など、若い施工管理であれば、誰しも一度はこんな失敗をしたことがあるのではないだろうか。

怠った安全対策

これは本当に良くないことなのだが、適切な安全対策を講じなかった結果、作業員や周囲の人に怪我をさせてしまったこともある。

現場には「そんなもの必要ない」が口癖の作業員がたくさんいる。若い施工管理の場合、自分に発言力がないため、作業員の言われるがままになってしまい、安全対策を怠った結果、事故につながってしまうケースも少なくないだろう。

年齢や経験に関係なく、現場で安全に作業をしてもらうための安全対策はきっちり行わなければならない、という教訓になった。

不適切な資材の使用

知識や経験が乏しく、誤った材料を使ったり、仕様に合わない資材を使用してしまったこともある。このミスは品質問題に発展しかねない。

ごく稀に、自分の判断で生コンの規格を勝手に変える施工管理もいるが、非常に危険だ。

設計の段階で、何らかの根拠をもってその規格を設定しているはずなので、規格を変更する場合は事前に相談し、変更する理由を十分に協議した上で材料の変更を行うべきだ。そうしなければ、のちに重大な問題に発展する可能性もある。

コミュニケーション不足

プロジェクトメンバーや関係者とのコミュニケーションが不十分だったために、うまく連携が取れず、問題が生じたこともあった。

施工方法や重機の選定方法などの食い違いから、結果的に予算面で大打撃を受けた苦い思い出がある。

あの時、職人と自分の思いが同じなのかを十分に打ち合わせできていれば、このような問題は起きなかったとかなり反省した。

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法令違反

私の経験上、知らぬ間に法令違反をしている可能性が高いミスとして挙げられるのが、土砂法関係の申請漏れだ。土砂法申請は、大規模な現場ではほぼ該当する可能性が高いため、よく確認しておく必要がある。

他にもやってしまいがちなミスとして、産廃契約書等の契約工期延伸に伴う再契約を忘れてしまったり、関係機関への提出書類の出し忘れなどが挙げられる。

――この記事で書いたことは全て私の失敗談だ。新人の頃だけでなく、現場所長になりたての頃、それまでとは比べ物にならないくらいの責任と書類作成の量に面食らってパニックになった思い出もある。

ミスした時は「自分だけなんでこんなにミスするんだ…」とネガティブになりすぎず、誰もが通る道なのだから、失敗をしっかりと次に活かして頑張ろうと気持ちを切り替えることが大切だ。

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