2024年問題で建設現場が派遣社員だらけになって施工ミスが増える!?

2024年問題で建設現場が派遣社員だらけになって施工ミスが増える!?

2024年問題への対応策

皆さんこんにちは。エンタです。

2024年問題の残業規制などにおける対応策として派遣社員爆増ですよ(笑)。法面業界どころか、建設業界は今や派遣監督いっぱいいますよね。

派遣監督のイメージどうですか?

ハッキリ言って、私のイメージはよくありません(笑)。

理由は簡単です。

仕事がデキナイから。

ただそれだけ。

かと言って、デキる人もいるので一概には言えません(笑)。

ただ、派遣監督は「仕事デキナイ」イメージが先行しています。まあ実際はしょうがないと思うんです。

会社によるとは思いますが、派遣監督は法面業界から土木業界、建築業界など様々なところに派遣されます。だから1つのことだけを専門にというわけにはいかない。

ということは毎回最初から学ぶことになりますよね。大変ですよね。

どう考えてもヤバイ建設業

ここに来て2024年問題で残業規制が入るとなると、今まで監督が1人で良かったのが2人になって、3人が5人になってという風に人件費が非常に上がる可能性が高いですね。

それに対応して、役所の一般管理費等もスグに対応してくれればいいのでしょうが…?

職人いない、監督もいない、しかし金はかかる。

今後の建設業どう考えてもヤバイ匂いしかしません。ココでどのように生き残っていくのか?変化していくのか?

エンタは基本設計・施工・施工管理を自社で全て行う会社です。そのため、派遣社員を雇って行う仕事はありません。監督は施工し、施工管理も行います。

忙しい現場だと監督は監督業に専念しますけど、あんまり無いような(笑)。まあそこは一次下請、二次下請なら可能なわけです。

今後の体制は大手が模索し、決定されていくんでしょう。それに我々下請は上手く順応していくことが大事でしょうね。

ただ、派遣社員が増えすぎると現場の進捗(工程)はかなり影響受けそうです。監督が素人だから施工ミスや段取りが狂ったり、イロイロと弊害はありそうです。

施工ミスなどにならないように、しっかりとした下請を使用するべき時代になってきますね。今までのように人を出すだけの会社はヤバイ可能性も!?

施工会社もできる限り管理基準等を知っておくべきなんだろうなーって思います。そして、その中でも選ばれる下請になっておきたいところです。

どんな時代が来ようとも、上手く順応し変化して行きましょう!

※この記事は、『新エンタの法面管理塾』の記事を再編集したものです。

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大手法面専門建設会社に就職後、32歳で独立。あまりの暇さに「新エンタの法面管理塾」というブログを開設し、法面のノウハウを公開しています。
新エンタの法面管理塾 ⇒ http://norimen.net/
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