「自分の価値」の求め方。自分の給料は自分で上げろ!

「自分の価値」の求め方。自分の給料は自分で上げろ!

新人を採用、教育するコスト

皆さんこんにちは。歓迎会や懇親会、忘年会とかってやっていますか?

最近では、新型コロナウイルスの影響もあり○○会も少なくなっているようで、やはり経費削減でしょうか?まぁ有志でやる方はいるようですが。

ある企業の方に聞いたのですが、最近は歓迎会をほぼやらなくなったとか!

昔は4月に新入社員が入ってきて、入社式の後とか、その週の週末とか月末には歓迎会あったと思います。

しかし、最近ではだいたい2~3ヶ月後に行うそうです。6月とか7月に。

理由は、4~5月は若者の離職が集中するから

歓迎会を開催した翌日に退社とかあるそうです。だいたいそういう人は、親が電話で言ってくるそうです(笑)。

すぐに辞めるような価値のない人に、お金を掛けてまで歓迎会はやらないということです。

新人を採用、教育するコストはだいたいですが、給料の総支給額の1.5倍~1.8倍程度らしいのですが、ザックリ総支給額で30万円だった場合は、45万円(給料含む)程度掛かるということです。

ひと月に新人社員が45万円以上の利益を上げなければ、一人を雇ううえでは赤字ということになります。(分かりやすくザックリで書いてます)

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自分自身の価値

建設業は結構、原価管理が分かりやすいのですが、1日当たりの出来高(お金)がいくらになったかを把握すれば、自分の働きが分かると思います。

職人だと”1日働いたらいくら”って勘定になりますが、それだと人工だけなのでダメです。機械費、人件費、固定費などなど含め、現場全体の利益を考えれば「自分自身の価値」を知ることができます。

現場請負金-経費=会社の利益(予算)

会社の利益÷目標施工日数=1日当たりの出来高(予算)

実施出来高数量×工種単価=実施出来高/日(経費含まれるの引く)

そして最後に人数で割る。考えやすいように、かなりザックリと簡単に書いてます。

実施出来高が予算よりも上がれば、あなたの価値が予定よりも上がっていることになります(%表示でもOK)。あくまでもザックリですが、ちょっとした考え方で自分の価値を明確化できると思います。

価値のある人は、当然ながら給料も上がるんです!上がらない人は交渉して下さい!つまり、自分の給料は自分で上げる努力が必要ってことです。

逆に、税金とか考えられないバカな人たちは、この出来高の数字だけを見て「会社がこんなに取ってる」って思うんです。だからもっと給料もらって当然って、自己利益ばかり言うんです(笑)。

長くなるのでココでは説明しませんが、会社はそんなに甘くないですし、簡単ではありません。

自分の価値を知ることで、何が必要で、何が足りないかを知ることができます。ということは、自分を知るということに繋がります。

皆さんは、本当に自分のことを知っていますか?自分の価値を知っていますか?

※この記事は、『新エンタの法面管理塾』の記事を再編集したものです。

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大手法面専門建設会社に就職後、32歳で独立。あまりの暇さに「新エンタの法面管理塾」というブログを開設し、法面のノウハウを公開しています。
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