デキる現場監督とダメな現場監督

デキる現場監督とダメな現場監督

デキる現場監督

皆さんの周りにデキる監督いますよね?

  • あの人の現場はとにかくやりやすい!
  • スムーズに仕事が進んでいって、先の予定もだいたい分かって順調に進む!
  • 材料も欲しいって思った時にはすでにある!
  • 写真も撮ってあって、いつでも使える!

デキる現場監督には、共通点があるんです。

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デキる監督の共通点

その共通点はこんな感じでしょう。

  • 現場の状況を把握している
  • 事務所にこもっていない
  • 職人とのコミュニケーションが多い
  • みんなと仲が良い
  • 判断が速い
  • 段取りがしてある
  • 分からないこと、知らないことは聞いてくる
  • 深く考え、先の予想が的確
  • 不安要素を前もって打合せ出来る
  • 工程をしっかり把握してる
  • 工法をある程度勉強してる
  • 地元の方と仲が良い

この中でも特に優れたところは、「コミュニケーション能力」です。この能力がズバ抜けて高い!

無口な方でも出来る人は当然います。ですが、やはりなんと言っても、よくしゃべる監督との現場は楽しいです。そして、常に話をするのでミスも少ないんです。

一方、ある現場でこんなダメ監督もいました。

ダメな現場監督

職人が間違って機械をセットしているのを、ただズーッと見ているだけの監督。

セットし終わって、クレーンオペの親方が見に行くと、違うところにセットしてあるわけです。親方は若い社員に注意をしますが、それを見ていた監督は何も言わない…。

監督の仕事とは何でしょうか??

仕事をうまく回して、間違っていたら指摘して、道筋を決めるのも現場監督の仕事です。

この監督に足りないのは、説明する力とチームとしての協調性です。

少なからず、1つの現場を行うにはチーム力が不可欠です。黙っていては誰も分からないんですよ?職人はエスパーではないので伝えることが大事です。どこの現場でも必ずチームで仕事を行うのです。

職人+現場監督=1チームです!職人=1チーム vs 監督=1チームではありません。

1チームである限り、常に話をして、お互いの意思疎通を図っていくことが大事です。さらに、監督側から職人側に話していったほうがその場が和みやすいです。特に若いチームには。

60歳前後の方でも、デキる監督はたくさんいます。全く威張らないし、命令しない。もう、親子のような感じで仕事が出来ますし(笑)、その人が言うなら「無理なことでもやる!」って思うくらいの監督もいます。

それだけ、デキる現場監督のコミュニケーション能力はとてつもなく高い!ってことです。

※この記事は、『新エンタの法面管理塾』の記事を再編集したものです。

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