公共工事と民間工事はどっちがアツい?

公共工事と民間工事。この2つの工事について、どちらも立派な工事であることは間違いない。

会社によっては、主に行っている工事や得意な工事があると思うが、現場で「公共工事と民間工事どっちが良いのか?」という議論になったことはないだろうか。

今回は、公共工事と民間工事どっちが良いのか?という素朴な疑問に対して、私自身の考えを話したい。

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公共工事

建設業に従事している人なら誰もが知っているとは思うが、公共工事は、主に国や地方自治体などの行政機関が発注する、国として予算が確保されている工事のことだ。

変更などによって金額が合わない場合でも、通常の方法で施工すれば、国の工事なので大赤字を食らうようなことは比較的少ないように思う。

休日面においても、公共工事は基本的に週休2日工事を推奨しているので、しっかりとした休日が確保されている。

民間工事

一方、民間工事はどうだろうか。民間工事はよく「儲かりやすい」と言われるが、交渉する人間の能力次第ではかなり高単価の案件をもらえることも少なくない。

公共工事とは違い、休日の制限もこれまではそれほど厳しくなかったため、業務量をこなして少しでも利益率を上げたい業者からすれば、公共工事よりも民間工事のほうがやりやすいと感じている人もいるだろう。

そして何より、民間工事は公共工事に比べて圧倒的に書類が少ない。公共工事で書類地獄を経験している人間からすれば、書類がないというのは天国のようなものだ。書類が少ないとはいえ最低限の安全書類・施工体系図等、作成する書類や管理することはあるが、それでも公共工事に比べると、書類は圧倒的に負担が少ない。

将来的に「アツい」のは?

個人的な見解にはなるが、将来的にアツくなってくるのは「民間工事」だと思っている。

理由は、近年全国各地で災害が発生し、国の予算がある公共事業は復旧が優先的に行われているが、まだまだ復旧作業が追い付いていない地域も多い。なので、土木業界でも民間工事が増えるのではないかと考えている。

現場で働く皆さんの意見はどうだろうか?ぜひコメント欄にて教えてほしい。

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