土木

杭伏せとは、杭の施工する位置を示したもの。これを図面にしたものを「杭伏図」という。

杭割りとは、杭打ち工事において、現地で杭の打つ箇所を決めること。

杭頭（くいとう）とは、杭の上端部のこと。

尻割り（けつわり）とは、請け負った仕事を途中で放棄し、未完成のまま途中で投げ出してしまうこと。「尻を割る」とも言う。

スラーとは、揚重作業中に使う合図言葉のこと。「Slack Away」などが変化した言葉で、「巻き下げ」や「下げて」と指示する言葉。スライと合図する場合も多い。

ゴーヘイとは、揚重作業中に使う合図言葉のこと。「go ahead」からきている言葉で、「上げて」「巻き上げて」と指示する言葉。

バラセメントとは、袋詰めしていないバラバラの状態のセメントのことで、タンクローリーなど専用の運搬車で運ぶ。

巻尺（まきじゃく）とは、長さを測る測定器のこと。目盛が印字された帯状のもので、携帯しやすいよう円形に巻かれたもの。

土被り圧（どかぶりあつ）とは、地中のある地点において、その地点よりも上にある土の重さによって生じる圧力のこと。

転石（てんせき）とは、河川などにより、元々の位置から異なった場所に運搬された石のこと。

緊結金具とは、クランプとも呼ばれ、部材同士を緊結するために用いられる金具のこと。自在クランプや直交クランプなどがある。

万棒（まんぼう）とは、トラックやダンプカーの台数や人数、九太の本数などを数えること。

転びとは、柱や壁などの部材が傾いている状態。また、その度合いのこと。

切羽（きりは）とは、トンネル掘削の先端のこと。「切端」や「鏡（かがみ）」とも呼ばれる。

タンピングとは、コンクリート打設後に表面をタンパーで繰り返し叩き、締め固めること。タンピングは2回以上行うことが望まれており、打設後直ちに1回目を、コンクリートの沈下が落ち着く頃から凝結が終了するまでの間に2回目を行うも…

浅層（せんそう）とは、一般的に地表から数十メートル～数百メートル程度の比較的浅い深さの地層を指す用語。

間詰めコンクリートとは、部材同士のすき間を埋めるために打設されるコンクリートのこと。

供用とは、複数の人が共同でモノを使用できるようにすること、実際に使用できるように提供すること（使用を開始すること）を言う。

間隙（かんげき）とは、一般的にすき間のことを指し、土木工学などの専門用語では、粒子同士が重なり合う時にできるすき間のことを言う。間隙比・間隙率・間隙水圧などで使われる。

管渠（かんきょ）とは、地中に埋設した主に水道の排水･取水管（上水管、下水管）、あるいはその側溝を指す。 函渠（かんきょ）の場合は、水路だけでなく、ボックスカリバートなどで作られた道路用の箱型の通路も函渠と呼ぶ。 類似用語…