職人がモテるための10要素
職人の皆さん、女性にモテたくないですか?
少子高齢化が進み、建設業の若手が激減している昨今、子づくりも建設業の役に立つかもしれません。
私は一体どうすればモテるのかを知りたくて、調べまくりました。
調べて、調べて、調べ尽くした結果、まとめると以下の10項目が、モテる要素との結論に至りました。
- ファッション
- 容姿
- お金
- 一芸
- 勤勉
- 母性の刺激
- トーク力
- 腕っぷし
- 胆力
- 名声
しかし、ハッキリ言って、全て手に入れようとしても無理です。
よくある失敗は、金や名声を無理矢理手に入れようとして、余計にモテなくなってしまうことです。
職人には職人のやり方があります。
それでは一個ずつ見ていきましょう。
1.ファッション
ファッションですが、これは職人にはかなり難しいです。
理想のモテファッションは、最先端の先頭を認識しながらも、もっとも多い集団(やや前方)に属し、その中でも自分の独自性を持つ。持つが、余りにもさり気なさすぎて誰も気付かない程度の独自性。
これが職人に求められるファッションセンスです。
お金があるなら百貨店に足を運び、店員さんに選んでもらうのが無難です。
ZOZOTOWN(ゾゾタウン)なら自分の体型を入力すれば、いくつかのコーディネートから選ぶ事ができるのでこちらもおすすめ。
現場では話題にもなりませんが、一般社会ではZOZOSUIT(ゾゾスーツ)とかいうのも話題になっているそうです。ただ、そこまで最先端に手を出すと、モテ集団から外れるかもしれません。
2.容姿
容姿については難しく考えないで、小綺麗にしておく程度で大丈夫です。
ヤギみたいな職人はキレイなヤギに、牛みたいな職人はキレイな牛にしとけばいいです。
よくある残念パターンで実際はサルの職人なのに「オレは虎だ」みたいにしている人がいます。
中学の頃ならお友達が「調子乗んなサル」と親切に教えてくれましたが、大人の今は誰も教えてくれず、陰で笑われたりバカにされたりするだけです。
今さらイケメン俳優にはなれませんので、変な事を考えずに現状プラス10点を意識し、清潔感ある職人を目指しましょう。
3.お金
勘違いしてはならないのは、実際にお金持ちじゃないとダメってことではありません。極端な話、お金持ちと思わせたらOKです。
つまり「モテたい」を優先させるなら、借金してでも羽振りよく振る舞うといいでしょう。
逆にお金持ちになるため、ケチったらモテなくなります。
職人にとって一番悩ましいところでしょう。
4.一芸
職人の特権と言ってもいい一芸ですが、今は個性の時代で、一億総一芸社会の世の中です。ですので、一芸は2つ3つ欲しいところです。
左官屋でありながら、英会話も堪能で、100m走で10秒27とか、元海軍の電気屋で電工ナイフを駆使して魚を捌けるとか。
それとアピールと言いましたが、職人はアピールができていない人が多い気がします。世の中に対し、オレはこんな事ができるんだと発信しましょう。
誰かが凄い人だと言いふらしてくれるのが理想的ですが、そんな不確定な未来に期待しないで自分でさり気なくアピールしていきましょう。それが新しい職人像です。
5.勤勉
休まずに働いて「勤勉でんなぁ」と評価されるのは、これは大手企業のサラリーマンだけで、職人は帰ってからも副業という形で仕事しないと勤勉と評価されません。
悲しいですが事実です。
一芸を活かした副業を始めるか、顔や実名をさらけ出して、ネットでも稼げるようにしましょう。
6.母性の刺激
これは容姿と同じく、才能や資質の問題ですが、職人でも努力の余地はあります。甘え上手とかは才能です。
しかし、母性本能をくすぐる方法は他にもあります。
強面だが、辛い料理が苦手で、甘いものが好き。などのギャップパターン。
炊事や洗濯ができない、などのほっとけないパターン。
など、努力次第で職人でも母性を刺激できます。
努力するのが面倒な方は、単純に年上の女性をプッシュしましょう。女性にとって年下は可愛いもんです。
7.トーク力
トークが苦手な職人は多いですが、最低限のポイントだけでも抑えといてください。
まず挨拶をする。返事をする。そして相手が聞き取れるようハッキリ話す。
いくら何でも、このぐらいは大丈夫でしょう。
それと、いくら普段、職人たちで喋ってるからと言って、ギャンブルも酒もしない女性に「保留変化がどーのこーの」といったパチンコの話や、芋焼酎のお湯割りは「焼酎が先か?お湯が先か?」などの話はしてはいけません。
会話に困ったら、食べ物や血液型や休日の話でもしときましょう。
ただし、休日の話をする時は、パチンコの話にならないように気をつけて下さい。
8.腕っぷし
腕っぷしについては、職人は問題ないかと思います。
しかし肉体、あるいは肉体美と捉えれば、問題ありな人も多いと思います。
結果にコミットするなんちゃラップとかに行く必要はありませんが、お腹はへこます努力はしましょう。
また、昔はワルだった系の話は、今ネクタイして七三分けしてる人がするから効果があるのであって職人がすると、むしろ逆効果です。
どうしても武勇伝を語りたい人は、ネットでして下さい。「施工の神様」に投稿するのもいいでしょう。
9.胆力
まず「胆力」の直訳的な意味は、「物怖じしない」「動じない」ってことですが、モテるモテないで表現すると、余裕がある職人かどうかってことです。
例えばデートでレストランに行き、会計が思っていた3倍の額だったとして、
「えっマジで!最悪や。めっちゃ高いやんけ。半分出してや。えっお金持ってないの?」
なんてオロオロして、さらにその後もイライラして、しかし、やることはやりたいのでガツガツして自宅なり(激安)ホテルなりに連れ込みたい、なんてのはダメです。
常に冷静で穏やかで紳士の余裕がある職人でないといけません。
10.名声
名声には気をつけましょう。
名声が欲しい人は職人に限らず、自らアピールしてしまい「イタイ奴」になってしまうからです。
確かに女性で、偉い人や権力のある人が好きな人もいるでしょうが、この手の女性は職人には見向きもしないし、また職人からしても、ムカつく女なのでミスマッチです。
それと、名声は他人からの評価なので、職人はつまらない事を考えない方がいいでしょう。
職人はモテ要素の平均値を上げるべき
職人がモテるための10要素をみてきましたが、職人にとって一番手っ取り早そうなのは、やはり金でしょう。
実際「最低でも年収1500万以上」みたいな女性に、職人が金以外でアピールしても無駄だと思います。
しかし、仮に金に物を言わせて女性といい感じになったとしても、金が一番、みたいな女性以外は関係の継続性が弱いです。
ですので、上記1~10のモテ要素の平均値を満遍なく上げつつも、「4.一芸」や「6.母性への刺激」といった、努力で何とかなる要素で、他の職人やスーツ族と差をつけるのが宜しいかと思います。
努力が報われるとは限りませんが、努力しないと報われることもありません。
と、誰かが言ってました。
職人の皆さまの努力が報われ、モテモテになられることを、ちょっとだけ願っております。そして建設業に活気を戻しましょう!