「重機人間ユンボル」「ドカコック」 GWに読みたい建設マンガ5選

GWに読みたい建設マンガ

なかなか外に出ることがためらわれる今年のゴールデンウィーク。

そんなおうち時間に読んでいただきたい「建設マンガ」を紹介します。

ファンタジー、グルメ、恋愛モノまで、ひとくちに「建設マンガ」と言っても意外に種類は多いんです。

ユンボル -JUMBOR-

「ユンボル -JUMBOR-」は、建設業界をモチーフにしたバトル&ファンタジーマンガ。作者は名作「シャーマンキング」で人気を博した武井宏之氏です

大災害からの復興を目指し”大工事時代”を迎えた世界・ワールドザンドで、腕がショベルの「重機人間ユンボル」に改造されてしまった主人公バル・クロウと、ゲンバー大王率いるユンボル軍団との壮絶な戦いを描いています。

出てくる固有名詞はほぼすべて建設・土木用語関連の用語。一見ふざけているようですが、緻密に作りこまれた世界観や設定、そして熱いバトル展開がオトコ心をくすぐります。

「ユンボル -JUMBOR-」の前作「重機人間ユンボル」は『週刊少年ジャンプ』で連載されましが、少年誌に建設・土木一色のネタは合わなかったのか、わずか10話で打ち切りになりました。

その後、青年誌『ウルトラジャンプ』に活動の場所を移して連載を開始しています。

昼間のパパは光ってる

「昼間のパパは光ってる」は、ビジネス誌『PRESIDENT NEXT』で「ダムの日」というタイトルで連載していた、土木業界で働く喜びと苦悩を描いたビジネスドラマ。

若手土木技術者の主人公・生沼は、山奥の現場に単身赴任しダム建設に取り組んでいきます。

そこで出会う現場の仲間や地元の人たち、さらには”ダム建設反対派”から、土木という仕事の意義を学んでいくという内容です。

葛藤を乗り越えながら成長していく山沼の姿に、日々の仕事のヒントを見つけられるかもしれません。

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ドボジョ!

「ドボジョ!」は、建材屋で働く女性(ドボジョ)を主人公に描いた恋愛マンガ。

地元の銀行に就職するものの、建機への憧れを捨てきれずに、建材屋の土木作業員として働くことを選んだ主人公・桜子の奮闘が描かれています。

男性社会の土木業界に苦悩しながらも、ニッカポッカに安全靴、頭にはタオルを巻きながら凛々しく仕事をこなす桜子の姿に共感を覚えるけんせつ小町やドボジョのみなさんも多いのではないでしょうか。


ドカコック

「ドカコック」は、卓越した施工技術と料理の腕を持つ主人公・京橋建策が、全国の建設現場で発生するトラブルを「ドカ(職人)料理」で次々と解決していくグルメマンガ。

作品の魅力は、調理工程を建設・土木用語で表現した豪快な料理シーン。作中に登場する「ドカ料理」はいかにも”B級グルメ”ですが、大盛で濃い味付けの「ドカ料理」は、どれも現場作業で腹をすかせた人間には垂涎ものでしょう。

横浜港の工事現場の回で登場した『横浜ド開港ロードカレー』は、「マツコの知らない世界」でも紹介され反響を呼びました。作り方は、マッシュした”シウマイ”にソースとカレー粉を混ぜ込み白米の上へ。その上からとろけるチーズを乗せれば完成です。

作中の料理は手軽に作れるものばかりなので、自宅で再現してみてもいいかもしれません。

純情娘ガテン系

「純情娘ガテン系」は、若き親方として建設現場を仕切る男勝りな主人公・塔子を力強くかつ繊細に描いたラブコメです。

地場工務店の社長だった父親が亡くなり、跡を継ぐことになった塔子は、偶然会った大金持ちのマンガ家に気に入られ、自宅ビルの建設を任されることになります。

しかも、ビル建設の担当設計士は、学生時代の憧れの相手。塔子は仕事に恋に振り回されていく。

ストーリーは王道ラブコメですが、中小工務店が持つ苦悩や建設業界のリアルな内情も描かれていくので、男性でも楽しめる作品です。

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