現場監督失格
イロイロ今まで経験してきた中で、こんな監督はダメだ!と思う特徴を書いていこうと思います。
コレは、法面屋だけに限った話ではなく、こんなことをやるような現場監督は「監督失格」です。
1.朝一に来ていない
やむを得ない事情もあります。いつも絶対に、とは言いません。寝坊することもありますし、前日飲み会で大変な時もあります。
しかし、デキル現場監督は、ほぼ毎日朝一から現場にいます。
そして、例え何かの理由で遅れる場合でも、職人には前日や当日に連絡を入れてあるので、段取りも問題ありません。
職人と現場監督の間で、しっかりコミニュケーションが取れていれば、いくらでもフォローできます。
2.自分の仕事を職人にやらせる
一時的なら構いません。たまに他の現場の応援などで、現場監督が行ってしまうこともありますので。
しかし、それを常に職人にさせようとするのは、もう仕事していないのと一緒です。その人が本当に忙しいなら手伝うことは可能です。忙しいならですよ?
しかし、ハナっからそうするような監督はほぼ暇です。
3.現場の段取りを個人的理由で遅らせる
現場は元請けと下請けの工事契約の中で履行されます。基本的に、現場監督との契約ではないので、個人的な理由で遅らせることは許されません。
しかし、前もって「○月○日はどうしてもダメだから」って打合せだけしていれば何の問題も起きません。調整できるからです。
それが突然の場合、対応することは難しいです。
4.ゴミを持ち帰らせる
現場でのゴミなどは基本的に産廃業者へ出し、マニフェストをもらいます。それをシステムなどを使用して、建設リサイクル法に基づき報告する義務があります。
それをないということで、下請けに持ち帰らせるなどする現場監督がいます。多少ならまだしも、えっ!っていう量はマズイです。
5.上司がいる時はテンション上げて仕事する
これはほんと痛いですね(笑)。職人は白い目で見てますよ?
6.その時言わずに後から文句を言う
これは困りますね~。後出しジャンケンって言うんでしょうか?もうどうにもなりません。工程管理ができていない証拠ですね。
7.職人への言い方がメッチャ上から
こういう人いますよね!いっつも上から。もの凄く偉いと思っているのか、なんなんでしょうか?
私自身そういう方は苦手です。
8.請けていない仕事をタダでやらせようとする
これはダメです。会社に属している以上は、人が動けばお金がかかる。当たり前のことなんです。
ただし、職人も人間です。あの現場監督が言うならやってあげたい!タダでもいい!っていうくらいの、イイ監督もいます。
あの人のために、あの人だったらって言わせるような監督であれば、私らも頑張れます!
請けていない仕事をタダでやらせようとする現場監督に限って、俺を使うと高いよ?って言うんです。
9.会社には全て自分でやっていると言う
こんな現場監督は、ほんと最低です。自分だけ良ければそれで良いのでしょう。
しかし、後から話が違うなど最終的に揉める原因になります。
10.週末の帰りはとにかく早い
昼にはいないってことも。責任感ってなんですか?
11.現場管理能力が低い
もうここまで来ると、なんともできません。もういないほうがマシかも(笑)。
12.俺スゴイんだぜ?アピールが酷い
なにがスゴイのかわかりません。おそらく誰もあなたのことをわかっちゃくれないです。
13.管理道具を持っていない
下請けに管理道具借りてどうしますか?そこの下請けがいなくなったらどうするつもりですか?また借りるのでしょうか??
必要最低限の管理道具は持ちましょう。
職人も現場監督と仲良く仕事がしたい
まあ色々な監督がいます。やはりお互い人間ですので、欠点をフォローしあって現場が成り立ちます。
職人にも当然いいところと悪いところがあります。職人も現場監督と仲良く仕事がしたいんです。どうせやるなら楽しい仕事をやりたいじゃないですか!
そして実は、上記の1つや2つ当てはまってても問題ないんです。それは、フォローしあえば、助け合えば、何の問題も起きないってことなんです。
みんなで助け合っていい現場にしていきましょう!!
※この記事は、『新エンタの法面管理塾』の記事を再編集したものです。