【人気の車種ランキング】建設現場でよく見る自動車BEST7

【人気の車種ランキング】建設現場でよく見る自動車BEST7

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建設業界で人気の自動車とは?

建設業界で働く上で、ほぼ必須となる自動車。それだけに、自動車にこだわりを持つ業界人も多く、オートマ車よりも、ミッション車(MT車)を多く見かけるのが建設業界の特色だろう。

そして建設業界では、たくさんの工具や荷物を積めて、馬力のある自動車が好まれる傾向にある。

――そこで今回は、私の周囲で人気のある車種を、ランキング形式で紹介したい。

あくまでも個人的によく見かける自動車、知人たちの評価が高い自動車であって、売れ筋ランキングではないことをお断りしておく。


第1位 スズキ エブリイ

スズキの軽自動車エブリイ。荷物も多く積める上、コンパクトな設計だ。小回りが利くため、狭い道を走らなければならない土木の現場関係者から好まれている。ミッション車の場合は馬力も問題なく、価格も新車で80万円台からと、値段的にもリーズナブルなのが人気のポイントだ。

第2位 トヨタ ハイエース バン

トヨタのハイエースバン。どこでもよく見かける車で、建設作業員たちを乗せて走っていることも多い。ハイエースバンの人気の秘訣は、何といっても社内の広さ。圧倒的なスペースは荷物をたくさん積めるだけでなく、移動の際、建設作業員たちの身体への負担も少ない。人数が多い会社や、人を乗せることが多い建設関係者にピッタリの車種だ。しかし、価格が最低でも200万円ぐらいするのが唯一のデメリットである。

第3位 スズキ キャリー

スズキの軽トラキャリー 。キャリーはプライベートと仕事の兼用で乗っている職人が多い。2人しか乗れない軽トラだが、ちょっとした工事の際、荷台がかなり役立つ。実際、砕石や建材などを手軽に積めるという理由で購入する知人の施工業者も多い。価格帯は60~240万円前後とグレードや年式によって差がある点も選びやすい。

第4位 日産 キャラバン

日産のキャラバン。ハイエースの日産版だ。ハイエースのほうがトヨタのブランド力で好まれている印象だが、日産のキャラバンも性能的には劣らない。むしろ個人的には、ハイエースよりもキャラバンのほうが乗り心地は良いと思う。キャラバンは塗装業者がよく乗っている印象だ。


第5位 スズキ ジムニー

スズキのジムニー。このジムニーは現場でよく見かける。大工さんなど建築関係者が仕事とプライベートの兼用で使っているケースが多い。大工仕事に必要な道具を収納でき、デザイン性や見た目からも人気の車種だ。小回りもきき、車の馬力も強い。建設現場ではジムニーはお洒落なイメージが強い車種と考えられており、若い世代の建築大工が好んで乗っている。

第6位 マツダ MPV

マツダのMPV。広島県の土木や建築業の企業はマツダと提携し、マツダの自動車を社用車として推進している企業も多い。マツダの自動車の中でも建設業者に一番人気が高い車種が、道具が多く積めて収納スペースも広いMPVである。しかし2016年3月で販売終了してしまった。

第7位 ダイハツ ハイゼットカーゴ

ダイハツのハイゼットカーゴ。最近、特に見かけることが増えてきた車種だ。人気の理由は、新型のハイゼットカーゴのモデルチェンジにある。外内装のデザインが変わっただけでなく、事故防止装置機能スマートアシストⅢを搭載するなど、今までの軽バンと呼ばれる箱車のイメージをガラリと変えた。豊富なカラーバリエーションがあるので、企業イメージを根付かせる目的で蛍光色の車を購入する企業も多い。

建設関係者が好きなクルマはどれ?

ここに列記した全ての車種に共通している一番のポイントは、道具の収納スペースが多い点だろう。

建設業界は道具命。車選びも道具の持ち運びを第一に優先し、その次にカラーバリエーション、燃費、価格などを考慮したうえで購入している人が多いと思う。

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大学卒業後に一度、建築商材会社に就職するも、その後、現場に立ちたいという想いから、建設会社に転職。 これまでに道路舗装や下水道、解体などの工事に携わってきたが、今は急傾斜地区崩壊対策事業の測量や施工を主に担当している。
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