工夫ができるか、できないか
先日うちの現場から、このような写真が送られてきました!
木をはさんで削孔中です(笑)
これは、機械の設置から削孔も全てにおいて大変ですよね。皆さんの現場でもこういったことがあると思います。
こういう時に黙々と施工する人と、ブツブツ言いながらも施工する人、文句ばっかり言って結局嫌がってやらない人がいます。
監督的に、黙々とやってくれる人、もしくはブツブツ言いながらもとりあえずやってくれる人が大好きです!
施工箇所や位置などは、図面に書かれている以上は基本ゼッタイです。
構造上問題がなく、役所に説明しやすい場合やそう大したことがない場合であれば位置を変えたりもできますが、どうしようもない、協議してたら1週間は仕事デキナイってことを思えば、少し無理してでも施工したほうが良いわけです。
元請けは、役所がゼッタイなら基本ゼッタイなのでどうしようもありません。協議にのる案件であれば協議も視野に入れますが、実際はやってしまったほうが早い場合が多々あります。しのごの言う前に施工したほうがイイですね。
経験は工夫の箱
そして、ブツブツ言って施工しない方もいますが、そういった方はもう論外ですね(笑)。
プロは工夫を忘れてはいけませんし、工夫できない人はプロではありません。
どうすればできるのか?今までの経験と知識を生かして、困難を通常認識できるようになれば、黙々と困難をクリアしていくことができるでしょう。
経験は工夫の箱です!経験していれば、工夫はいくらでも自由自在です!
そして、逃げないことです。これって人生観にもなりますが、困難で逃げる、困ったら逃げる、都合が悪いと逃げる。
仕事においてゼッタイにやってはいけないことだと、私は思っています。一度逃げると癖になります。逃げずに踏ん張ってやると経験になります。血肉に変わるときです。
今よりも成長するためには、突き進むのみです。工夫しながら突き進んで行きましょう!ただし、できもしない工事を「デキるデキる」と言って、迷惑掛けるのは突き進むではありません(笑)。
現場監督も逃げない人、ゼッタイに何とかしてくれる職人が好きなので、結局その人に頼っていくんです。それが監督と職人の良い関係。人生も施工も工夫しながら突き進んで行きましょう!
※この記事は、『新エンタの法面管理塾』の記事を再編集したものです。