スマホで掲示板に書き込みをしている写真

建設業界はなぜコメント欄が大荒れするのか?

最初にお伝えしておきますが、タイトルに対しての答えは、特に用意していません。期待して記事を開いていただいた方、ごめんなさい。

同じことを思っている人がどれくらいいるのか、私の考えに対して皆さんはどう思われるのかについて一緒に考え、話し合いたいと思い、この記事を書いています。

建設業界の話題は、異様にコメント欄が荒れる

私は施工の神様をよく読ませてもらっています。

それ以外にも、建設業界のニュースや、建設ドラマや建設漫画(解体屋ゲンはマスト、最近だとてるてる建設(株)など)も好きでよく読んでいます。

で、思うわけです。

『建設業界のニュースや記事・漫画などは、なぜこうもコメント欄が荒れるのか?』と。

もちろん応援や前向きなコメントもたくさんあります。ですが、圧倒的に侮辱・批判的なコメントが多いように思います。

中には、「それここのコメント欄に書く意味ある?」みたいな、自分の日頃のうっぷんを晴らすためだけに八つ当たりしているようなコメントも目にします。

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コメント欄こそ”建設業界の実態”

ある記事に対するコメント欄で、カオスなやり取りが繰り広げられる中、こんなことを書いている人がいました。

「このコメント欄でのやり取りこそ、建設業界の実態だろう」

同感です。

コメントをしている人たちは、どういった気持ちで投稿をしているのかは私にはわかりません。中には、必死の思いで、誰かにSOSをしたくって書いている人や、自分みたいな想いをしてほしくないと思って書いている人もいるかもしれない。

でも、不平不満をコメント欄に書くことしかできない。面と向かって会社や上司、同僚や部下に伝えることができない。誰にも相談できない。それが建設業界の実態で、この業界が敬遠される理由だと思います。

建設業界が変わるために必要なこと

建設業界の3Kイメージを払しょくしようと、建設DXの導入や様々な施策が進められていますが、そもそもの根本的な建設業界の闇を解決しない限り、この業界は今後も変わることはないと思います。

建設業界で働く人々が、コメント欄をはけ口にしなくても、何かあったら会社や上司、誰かに相談できる環境がある。誰か話を聞いてくれる人がいる。理解してくれる人がいる。一緒に愚痴を言える人がいる。

そういった周りの環境を改善していくことが、建設業界をより良くしていくためのきっかけになるのではないでしょうか。読者の皆さんは、どう思われますか?

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