西日本最大の自治体で働くドボジョ
大阪府は、約880万人の人口を擁し、高速道路や鉄道などの社会インフラが集積する西日本最大の広域自治体だ。
府内では、2025年の大阪万博、IR誘致関連のインフラ整備のほか、新大阪駅、うめきた(2期)では新たなまちづくりなどが進められるなど、なかなかの活況を呈している。
そんな大阪府の土木系職員は日々どんな思いで仕事をしているのか?大阪府のドボジョ4名に土木の魅力、やりがいなどを聞いてきた。
- 上成 純さん(事業管理室事業企画課防災・維持グループ課長補佐)
- 村内 真貴子さん(安威川ダム建設事務所建設課道路建設グループ主査)
- 木下 三加さん(都市計画室計画推進課都市施設計画グループ)
- 岡本 彩夏さん(池田土木事務所維持保全課計画保全グループ)
大阪に憧れて、大阪府庁に入る
大石(施工の神様ライター)
上成さん
上成 純さん
村内さん
村内 真貴子さん
木下さん
木下 三加さん
岡本さん
岡本 彩夏さん
大石(施工の神様ライター)
上成さん
大石(施工の神様ライター)
上成さん
大石(施工の神様ライター)
上成さん
大石(施工の神様ライター)
村内さん
木下さん
大阪府か大阪市で悩んだのですが、大阪市にはほとんど山がないので、都市部だけでなく山間部などの自然に関わるチャンスが多いかなと思って、大阪府を選びました。
岡本さん
結婚や出産を考えたときに、定住しやすかったり、お休みをいただきやすいと考えて、公務員を志望しました。
大石(施工の神様ライター)
岡本さん
大石(施工の神様ライター)
岡本さん
上成さん
大石(施工の神様ライター)
岡本さん
大石(施工の神様ライター)
岡本さん
大阪府から外に出たい
大石(施工の神様ライター)
上成さん
その後、本庁勤務などを歴て、「大阪府から外に出たい」という希望を受けていただき、東京にある公益財団法人河川財団に出向したこともあります。
大石(施工の神様ライター)
上成さん
その後、東日本大震災の災害復旧のため、岩手県に派遣されました。大船渡土木センターの海岸復旧チームに所属し、高田海岸の防潮堤などを担当しました。
大石(施工の神様ライター)
上成さん
大石(施工の神様ライター)
上成さん
大石(施工の神様ライター)
上成さん
大石(施工の神様ライター)
村内さん
大石(施工の神様ライター)
村内さん
大石(施工の神様ライター)
木下さん
その後、本庁の計画推進課の計画調整グループに異動になり、都市計画に関する関係機関との調整などを行ったのち、今のグループに移りました。
大石(施工の神様ライター)
岡本さん
先輩職員(ジョブトレーナー)と打ち合わせ中の岡本さん(左)
女性だと、まず業者からナメられる
大石(施工の神様ライター)
上成さん
今では産休は当然ですが、最初のころは、産休を取るときに、他の女性職員と取るタイミングが重なると、「困ったな」と言われていました。「女性職員には下の名前に”ちゃん”付けで呼んでいる」と言われていたこともありました。職場に女性そのものが少なかったので、特別視されることが多かったですね。
大石(施工の神様ライター)
上成さん
大石(施工の神様ライター)
上成さん
大石(施工の神様ライター)
村内さん
大石(施工の神様ライター)
木下さん
大石(施工の神様ライター)
岡本さん
現場を「最終的にこうしよう」と決められる
大石(施工の神様ライター)
上成さん
大石(施工の神様ライター)
上成さん
大阪府の仕事でも、河川の水辺空間の整備などで、地域の方々と仲良くなって、みんなで一緒につくり上げたことが、やはり思い出に残っています。調整事が多くて、自分のペースで仕事が進まない分、記憶に残っている感じです。
大石(施工の神様ライター)
村内さん
この現場をどうしようかという意見が出たときに、関係する人たちの意見を集約して「こうしよう」と決められるのも公務員技術者の仕事の面白いところだと思っています。
大石(施工の神様ライター)
村内さん
大石(施工の神様ライター)
木下さん
岡本さん
大石(施工の神様ライター)
木下さん
村内さん
自分も含め、土木業界の人々が楽しく働けるようになれば良いなと思っています。具体的なアイデアがあるわけではないのですが、ただモノをつくるだけではない、土木の新しい役割みたいなものを見い出せればと思っています。
上成さん
2年目からは自分で考え、積極的に動くべし
大石(施工の神様ライター)
岡本さん
上成さん
村内さん
上成さん
木下さん
岡本さん