昨夏に比べ4%減少も、依然として建設業がトップ
日本経済団体連合会(経団連)が、2021年の大手企業の夏のボーナス(賞与・一時金)の平均妥結額(一次集計)を発表した。
全産業の平均ボーナスは84万1,150円で、昨夏に比べて7.28%(6万6,001円)減少。建設業については131万8,655円と、全産業の中で今年もトップとなったが、昨夏より4.14%(5万7,002円)減少している。
建設業に次いで夏のボーナスが高額だった業界は、「電機」が91万6,907円、「食品」が89万7,623円で、今年の夏のボーナスも、建設業が他業種を大きく引き離す結果となった。
2021年夏季賞与・一時金 大手企業業種別妥結状況(加重平均) / 経団連
――ただし、このデータの調査対象は”東証一部上場、従業員500人以上の大手企業”であり、建設業の調査対象は”3社”とあくまで一部の結果となる。
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