発注者支援業務(積算)のルーティンワーク
唐突ですが、皆さんは閑散期をどう過ごされてますか?
私の会社では閑散期になると、有給を利用して趣味で海外旅行や国内旅行に行く人もいれば、繫忙期・閑散期に関わらず真面目に仕事をし続けている人もいます。
私は真面目なタイプなので、有給休暇は年間5日(最低日数)しか取りません。いわゆる仕事人間です。ただ、業績評価がE評価になってからはやる気ゼロです。
必要以上に他の社員とは話さないですし、自分に与えられた仕事と、部下の様子を見ながら手助けをするぐらいで、その他は率先してやりません。
今日は、そんな私(発注者支援業務)の積算のルーティンを紹介したいと思います。あくまで私のルーティンであり、発注者支援業務を行うすべての人がそうだというわけではないですが、参考までに読んでいただけたら嬉しいです。
閑散期の1日のルーティン
6:00 | 起床 |
7:45 | 事務所到着 |
8:00(会社の始業時間は8:30) | 業務開始 ・当初発注:計算書のチェック、積算データの入力、積算資料の作成、特記仕様書の作成 |
12:00 | 昼休憩 |
13:00 | ・計算書のチェック、積算データの入力、積算資料の作成、特記仕様書の作成 ・発注者に計算書の不一致や施工手順などの確認資料を作成(回答は数日後) ・社内の書類整理(システム改良の要望書など) |
17:30(会社の退勤時間は17:15) | 退勤 |
別日には、現地調査や発注者との打合せをすることもありますし、施工箇所が遠ければ現地調査が1日がかりになることもあります。
繁忙期の1日のルーティン
5:00 | 起床 |
6:00 | 事務所到着 ・発注者から届いているメールの確認と返信 |
6:15(会社の始業時間は8:30) | 業務開始 ・当初発注:計算書のチェック、積算データの入力、積算資料の作成、特記仕様書の作成 ・変更契約:変更箇所の内容把握、施工方法の確認、不明な箇所の質問資料作成、変更計算書のチェック、指示書のチェック、積算データ入力、変更特記仕様書作成 |
12:00 | 昼休憩なしで作業継続 |
13:00 | ・計算書のチェック、積算データの入力、積算資料の作成、特記仕様書の作成 ・出張所および事務所への質問事項(積算での考えを問うようなことなど) |
17:15(会社の退勤時間) | ・出張所および事務所に電話(質問事項への補足説明)、提出期限の調整等の打合せ ・計算書のチェック、積算データの入力、積算資料の作成、特記仕様書の作成 ・チェックして間違えている箇所の指摘と修正依頼をメールにて送付 ・積算技術支援と工事監督支援の整合性が取れるように下打合せ ・打合せや質問事項の回答を踏まえて細かな説明資料を積算資料に記載 ・回答があった箇所から次々と仕上げていく |
25:30 | 退勤 |
閑散期同様、別日には現地調査や発注者との打合せや、1日がかりで現地調査を行うこともあります。
加えて、クロスチェックや照査など2段階でのチェックがあり、通常であれば1か月かかる作業を、繫忙期は残業して2週間弱で仕上げて納品まで持っていきます。
中には、納品期限まで日数がなく数量が固まらなくて、会社に泊まり込んで納品になんとか間に合わせている…なんて人もいます。
ルーティンや繁忙期の攻略法を教えてください
あくまで一例ですが、発注者支援業務の積算のルーティンワークを紹介しました。
皆さんのお仕事でもルーティンワークはありますか?建設会社、設計コンサルタントなど職種は問わないので、皆さんのルーティンを教えていただきたいです。
ちなみに、今の私の個人的な課題は「繁忙期をどう攻略するか」です。仕事のスピードや根回しが下手な私は、繁忙期はパニックになりやすいので、どうにか改善し、間違いを減らせるように気を付けながら仕事をしています。
また、施工者が、歩掛かりや工事総括表を間違えていたりするので、指導できるように勉強していきたいと思っています。それまで長い時間を要することになると思いますが、一人前の積算技術者、管理技術者になれるように日々勉強しながら、明日も頑張りたいと思います。
皆さんのルーティンや繁忙期の攻略法など、ぜひ教えていただけたら幸いです。コメント欄にてお待ちしています。今日も一日ご安全に!