工事用黒板

検査官ウケする材料検収の黒板の書き方

黒板ってどうやって書いてますか?

材料検収の写真ってどのように黒板を書いていますか?こんな感じですか?

この写真の問題点はどこでしょうか?普通セメント300袋と黒板には書いてあります。

これもどうでしょうか?

普通セメント300袋と黒板には書かれています。え、おじさんの顔の笑顔が足りない?(笑)

では、これはどうでしょうか?

黒板に、早強セメント160袋って書いてあります。これらの違いはなんでしょうか?

実は、「黒板の書き方」なんです。上の写真2つはただ単に袋数を書いています。しかし、3つ目の写真は6袋/段×6列×4列+4袋/列×4列=160袋と書いてあります。(※写真はなぜか数字が間違っています。黒板誤記入ですいません…笑)

角座金です。これも詳しく書いてあります。

10枚/束×2段×6列×6列+10枚/束×8束=800枚と書いてあります。写真を見て大体わかりますよね?

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黒板の書き方ひとつで、丁寧さが伝わる

何が言いたいかというと、写真の黒板を見て、検査官はこの写真をスルーします

検査官の見るところってどこかと言うと、って書くとさも私が検査官をしていたかのようですが、現場代理人だった時に検査官に教えてもらったのでそのまま書きますね(笑)。

細かい管理がなされているか?つまり、黒板の書き方、写真帳の丁寧さ、写真のわかりやすさ、書類のまとめ方がしっかりできている現場は大体綺麗に仕上がっている!って言われていました。(他にも言われたんですが)

その当時、施工管理にハマっていた時期がありまして、何でもかんでも細かくやっていた時は、検査官に指摘されるたびにムカついていました(笑)。ここまでやってるやつおらんやろ!って思っても、指摘事項はあるんですよね~(笑)。

そこで、検査官にイロイロ質問してたら、凄く良い方でたくさん勉強させてもらったんです。その時に聞いたことです。今どきは写真帳ってないですが、昔は国交省と県では違っていたんです。今は電子写真帳ですけどね。

入荷写真でも黒板の書き方だけで丁寧さが伝わるんです。丁寧な仕事していきましょう!!ホンのちょっと手を加えるだけで、他社との差別化は簡単なんです。って私がこれだけ言っても、実施する人は100人に2~3人でしょうけど(笑)。

人ってなかなか動かない。特に保守的日本人は。良いところは真似してパクりましょう。悪いところは改善して行きましょう。電子小黒板も上手く使えば現場に差が出ますよ!

※この記事は、『新エンタの法面管理塾』の記事を再編集したものです。

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大手法面専門建設会社に就職後、32歳で独立。あまりの暇さに「新エンタの法面管理塾」というブログを開設し、法面のノウハウを公開しています。
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