こんな発言をする社員は要注意!
先日、久しぶりの言葉を聞きました(笑)。
「あいつ(社長)は現場に全然来ない!」って職人が言っていたらしいんです。(※私のことじゃなくて他社の社長のこと)
こりゃヤバいぞ!!って思いました。何がヤバいかって、この発言をした張本人のことです(笑)。
過去に私もそれを言われたことがありましたが、今振り返ってみるとこれがその始まりです。
要は、その社員が『社長よりも俺が上だ!』ってことを勘違いしだしているということなんです。
そもそも、社長自身は社員よりも上とか下とかあまり意識していません。にもかかわらず、自身が下だと思っている社員が何かを勘違いして、自分のほうが上だと誤解している時の発言がコレです。
その他にも、こんなことまで言い出したりします(笑)。
「現場では何もできないくせに」
「削孔できない」
「吹付できない」
「現場をやってるのは俺だ」
「現場は最初に社長が行くべきだ」
それぞれの役割があることをわかっていない
まあ、あまりにもバカ丸出しで笑えてきます(笑)。どこの会社も似たようなもんだと思いますが、皆それぞれ役割が違います。
例えば、書類が得意な人や段取りが得意な人、機械整備が得意な人やドローンの操作がうまい人。各人それぞれ役割や向き不向きがありますよね。
1人ではデキナイから組織になって、みんなで力を合わせて仕事をしているわけです。それのTOPが社長であるってだけで、組織の中で言えばパーツの1つです。
しかし、1パーツとはいえ、社長の最大の仕事は、最後の責任を取って最終決断を下すことです。社員が何かを失敗し損害を与えても、それは最終的に社長の責任です。
それが社長の仕事であって、社員が仕事をしている現場に行って、いちいち細かいことを言うことが仕事ではありません。
その辺を認識できない・認識せずに、「俺が偉い」みたいな雰囲気を出す社員は、できるだけ早い段階で解雇するほうが賢明です。
そういうタイプは、意外と仕事ができるのでもったいない気もしますが、全体に感染する前に!腐ったミカンの話じゃないけど(笑)。
朱に交われば赤くなる
以前ブログにも書きましたが、私の場合は、「俺がいなくなるとこの会社は潰れる」とまで言われました。その経験があるからこそ今があります。お陰様で必死で生き残っていますが(笑)。
そして、そのような発言をする人が現場にいると楽しくありません!まず現場がいつもピリピリしていて、その人の機嫌ひとつで段取りが変わります。
非常に良くないです。どちらかというと、最低のチームです。全体的にうまく行かなくなります。誰かが嫌になって辞める可能性や、突然消える可能性が高くなります(ほぼ経験談)。
人は周囲に影響されやすく、交際する相手によって善にもなれば悪にもなる。良い班も、1人の悪い人間の行動や言動によって、どんどん悪くなります。
一人ひとりが自主性を持って、自身の考えで動いていかなければ良いチームはできません。自主性を持って各人が楽しく仕事ができることが大事です!!
相性の合う合わないはあったとしても、こういった勘違い言動をする社員は、早めのご決断を!
※この記事は、『新エンタの法面管理塾』の記事を再編集したものです。