シート防水

シート防水は、欧米では1947年以前から使用されているが、我国は1957年ポリイソブチレンゴムシートができたのが始まりである。長所として、伸び能力がすぐれている、常温で施工できる、工程数が少ない、耐候性がよい、温度の影響が少ない、軽量であり押えを必要としないものは構造的に有利である。欠点としては、下地の精度が必要である、ゴム系のものは伸して貼るので下地により破断のおそれがある。接合部分が弱点となりやすい、ふくれを生じやすい。いずれにしても屋根を運動場等にしない場合は軽量で省力的でよく、特に押さえをしない場合補修するとき簡単である。住宅の場合、塩化ビニール系は色彩も好みが選定出来てよい。特にロンプルーフは40年の実績がある。

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