「視える」建設会社社長が語る「呪いの工事現場のメカニズム」とは?

「視える」建設会社社長が語る「呪いの工事現場のメカニズム」とは?

「視える」建設会社社長が語る「呪われた工事現場のメカニズム」とは?

「施工の神様に、オカルト記事が載っているのを見た。私の話を聞いてもらいたい」――。ある日、「視える」建設会社の社長からコンタクトがあった。当初は大いに戸惑ったが、「どうもマジらしい」と考えるに至った。

コンタクト元は、視える建設会社社長である鬼瓦ゴン太(仮名)さん。今回、「視える」とはどういう能力か、呪われた工事現場のメカニズムとはどういうものか、カミングアウトした理由などについて話をまとめた。

時間軸を飛び超えて、未来の不祥事や事故を消し込む建設会社社長

――普段は「視える」ことを隠して、建設会社の社長業をやっているのか?

ゴン太 そうだ。私が視えることは、社員などには隠している。社長同士でも言わない。自分が視える人間だと言ったところで、世の中は、決して理解しないし、認めない。「おかしなヤツ」として扱われ、「ニヤリ」と笑われて終わりだからだ。歴史的に見ても、ヨーロッパでは魔女裁判にかけられ、火あぶりになって、社会から抹殺されている。普段は、その人の関心がある世界観、価値観に合わせて話をするように努めている。日常的にはまともな人間、まともな社長として、生活している(笑)。

――「視える」ことは、社長業にどう役立つのか?

ゴン太 中津川昴さんという人がいる。前世で、いつの時代に何をしていたかを教えてくれる人だ。中津川さんに会ったときに、「2018年のある月に、あなたの会社の命運を分ける勝負がある、気をつけて」と言われた。会社買収の危機だと言う。それは強力な資本で、うちの会社をグループ会社にしたいという勢力だった。Kという人物が重要人物がいて、「その人と争う」と言われた。

私は未来の勝負を見越して、買収リスクを消し込みに行った。Kの心に侵入して、消し込んだわけだ。後日「消した」と告げると、「消えたね」と言った。視える社長として、会社の未来の安全管理もやっている。世の中には「視える」だけの人もいるが、私は、「視える」だけでなく、「処理」もできる。つまり、除霊など、魔物などと「戦う」こともできる。これまでの能力開発、トレーニングの成果だ。社長業に大いに役に立っている。

私が自分の能力を駆使するときは、「ジョジョの奇妙な冒険」の波紋やスタンドを出した状態に近い。感覚自体が高度化し、独立する。荒木飛呂彦さんはスゴイ。チベットの高僧の生まれ変わりではないか(笑)。映画「スター・ウォーズ」や「マトリックス」の描写もリアルに近い。バーバラ・アン・ブレナンさんの著書「光の手」なども参考になる。

――未来の安全管理?

ゴン太 例えば、今後5年間、深刻な事故が起きるかどうか常にリサーチしている。時間軸を飛び超えて、未来の不祥事を消し込んでいる。リサーチすると、確実にヒットするので、それを消し込む。これによって、会社集団全体の命運のルートを変えるわけだ。その作業中は、はた目には空間を見つめているだけなので、誰もそんな重要な仕事をしているとは思わないが、3年後の死亡事故を消し込んでいたりするわけだ。将来のいろいろな人の交差、出会いを組み替えていって、調整し、変えていく。

カイロプラクテックで能力覚醒。工事現場でトレーニング

――いつから「視える」ようになったのか?

ゴン太 17年ほど前、腰を悪くして、カイロプラクティックで施術したところ、気脈が変わって、超感覚的な能力が覚醒した。施術したとき、左のハラから、右へ螺旋状に熱いものが、駆け抜けた。体が前より暖かくなり、空には光が見えるようになった。太陽から放射される太陽の活力を、球体の活力生命として、ビジョン視が可能になった。

うちの会社には、視える現場作業員Aくんがいた。能力が覚醒した最初の頃、Aくんと私の2人、ある工事現場でトレーニングを繰り返していた。私が手に念を込めると、スター・ウォーズのライトセーバーのように、フォースが手から放たれる。当時の私には視えなかったが、彼には視えた。私「今どう?」Aくん「出てます」という感じで、自分の能力を発揮するためのトレーニングをしていた。

――なんでも視えるのか?

ゴン太 周波数を細かくして、その周波数に合うものはなんでも視える。霊的なものが視えるなら、花粉情報などはもっとよく視える。物質に近いからだ。レーダーと一緒。

視える能力は感染もする。一緒に暮らしているうちに、私の妻も視えるようになった。「あんたと結婚したばかりに、こんなものが視えるようになった。昔の友達の誰にも言えない。こんな能力が芽生えて、私が引いたのは当たりくじか、はずれくじか」などとなじられている(笑)。

わが家には、1748年に23歳で亡くなった「あつ」さんが家政婦として働いている。あつさんは、栄養失調で亡くなって、数百年間地上を彷徨っていた。我が家の外に立っているあつさんに最初に気づいたのは妻だ。家に招き入れ、それ以来、生活をともにしている(笑)。現場で何か出たとき、あつさんに処理してもらうこともある。


鬼に取り憑かれた建設関係者

――人に取り付いた魔物が視えるのか?

ゴン太 視える。あなた(筆者)には今のところ、魔物は憑いていない。

――安心した(笑)。一口に魔物と言ったが、その中にも区分はあるのか?

ゴン太 魔物とは、人の欲の集合想念でつくられた鬼や化けガエルなどで、その辺をさまよっている不成仏な霊とは異なる。怨霊とは、人間と取り憑いた魔物のバリューセットを指す。それぞれの存在は、ドラゴンボールのスカウターで視るように、戦闘力が読み取れる。普通の人間は戦闘力2ほどだが、魔物には200を超えるものもいる。

仕事柄、鬼に取り憑かれた人間に会うことがある。他社の営業の人で、いつもニコニコして感じの良い人がいるが、スキャンすると、鬼が3匹憑いていたことがあった。「あのニコニコは偽りだったのか、信じられない」みたいな(笑)。本人は気づいていないが、怒ったりすれば、鬼は一瞬で発生する。魔物が憑くかどうかは「人の心のあり方次第」だ。

――鬼に憑かれると、どうなる?

ゴン太 例えば、鬼は、思いやりのある人のオーラに対して、攻撃する。鬼は輝いているオーラ、善のオーラを嫌うからだ。人間同士は鬼の攻撃に気づかないが、鬼に取り憑かれた人は、思いやりのある人をバカだと考えるようになる。なんでも自分の手柄にしたり、都合の悪いことは、人を盾にしたり、自分の我欲を中心に物事を考えるようになる。鬼による支配だ。

――建設関係の集まりで、視えることはあるのか?

ゴン太 同業者に対しては、あまり関心を持ちたくないので、無視している。でも、視えるものは視える。集まりに行くと、たくさんの同業者が取り憑かれていて、会場はもう、定員オーバー状態(笑)。魑魅魍魎とドロドロの関係の人もいる。でも、頼まれてもいないのに、祓うつもりはない。そもそも、彼らはお互い仲良くしているので、払う必要はないだろう。「まあ、楽しくやってくれよ」と突き放している(笑)。

今も魔物が取り憑いた呪いの現場がある

――不可解な事故が起きる現場がある、という類の話が絶えない。

ゴン太 確かに、多くの人が亡くなる現場は実際にある。私が視た現場としては、大手ゼネコンのプロフェッショナルな現場監督(享年55歳)が溺死したり、ベテランの潜水夫(享年57歳)が溺死したりした過去を持つ、呪われた河川工事の現場がある。それらは決して偶然ではない。その現場を視ると、実際に何者かがいる。昔そこで死んだ人だったり、魔物みたいになっている霊だったりする。そういう存在によって、水の中に引きずり込まれたのだ。

――具体的には?

ゴン太 では、詳しく視てみようーー。その現場監督の場合は、2007年1月20日に亡くなった。その日は体調も良く、内臓も健康だった。食事も普通にとった。現場に出て、浅い水辺で汚濁防止シート布設作業を進めていたところ、下半身のオーラに、魔物から干渉を受け始めた。特に下半身に強力なサイコキネシスを受け、機能不全にされた。一気に力が抜け、水の中に沈んだ。魔物は彼らの「尻子玉」が欲しかったのだ。その3年後、水質検査中の潜水夫も似たような攻撃を受けて、亡くなった。この現場は、今も呪われたままだ。

――現場の画像はあるのか?

ゴン太 あるにはあるが、この場所には、極めて強い呪いがこもっているので、画像を見るだけでも非常に危険だ。放射能を浴びるようなものだ。この場所では昔、赤子が捨てられ、暴力団が遺体を埋めたりということがあったようだ。地元の人々から忌み嫌われた記憶を宿した場所だ。

ゴン太さんがグーグルマップから引っ張ってきた呪いの河川現場。現物画像は「非常に危険なので」掲載NGに。

測量中、作業員が金縛りに。女郎と魑魅魍魎が見つめる呪いの現場

――自分が魔物に遭遇したことは?

ゴン太 ある。林道工事の現場で、Aくんと測量していたところ、Aくんが突然ブルブル震え始めた。Aくんが「ヤバイ、ヤバイ」とつぶやきながら、藪の中を指して、「あそこからこっちを見ている」と言った。Aくんは金縛し状態になっていた。私がAくんの首をマッサージすると、体調が回復したので、手短かに測量を済ませて、その場を立ち去った。

 

この現場近くには、京塚があった。昔、山越えをしていた女郎が行き倒れ、その供養のために立てられた塚だ。後に視てみると、ここには、女郎のほか、魑魅魍魎が1体いる。女郎には魑魅魍魎が2体ついているので、全部で4体がいるのがわかった。Aくんが震えるわけだ。彼女らは今でも、道行く作業車両を見つめている。通る者を不運へと引き込む悪意を胸に秘めながら。

同じくグーグルマップ上の呪いの林道工事の現場。絵文字は霊、人マークは測量班の位置を示す。


呪いの建設現場にはメカニズムがある。形式的なお祓いはナンセンス

――呪いの現場がなぜ存在するのか?

ゴン太 簡単に言うと、二つの要因がある。生きている人や亡くなった人などによる呪縛作用。もう一つは、空間、土地の鉱物系の地場による作用。空間と地場に歴史の集積としてのメモリーが入っている。墓場は数百年単位のメモリーだが、土地には数千年単位のメモリーもあるので、その総合的なメモリーが働いている。それによって、魔物などが引き寄せられる。

これらのレイヤーと、そこに住んでいる人たち、ホーンテッドされた人たちの意識、彷徨っているものの意識、それらが全部ブレンドされ、全部のレイヤーが重なって、それらが展開されたものが、時空間に力として働く。複雑なレイヤーが重なって、磁力のように「ワールド」をつくっているわけだ。

呪いを解くには、それらをリーディングして、解析して、原因を特定した上で、除去していく。システマテックに対処する必要がある。私も最初はまったく迷信と思っていたが、実際のところ、呪いにはメカニズムがある。私はすでに、呪いの力学を構造解析している。お望みとあれば、解析結果の詳細を公表しても良い。

 

――今でも工事前に地鎮祭を行っているが、その効果は?

ゴン太 呪いのメカニズムを理解していない人が、単に形式的にお祓いしている場合がほとんどだ。実にナンセンスで、ごまかしに過ぎない。そんなことをしても、土地のメモリーは消えない。タタッている魔物なども「コイツら、バカじゃないか」と思っている。われわれは、もう少し合理的にアプローチする必要がある。

しかし、現代では、かつての知識と経験、歴史的に集積した経験というものは、すでに抹殺されてしまっている。戦前までは存在していた。これは学校教育が悪い。本当にお祓いができる専門家たちはもういない。

取材に応じる鬼瓦ゴン太さん。ふざけた名前だが、話はマジ。

 

大切なのは情報共有。土木技術者には、自分で強くなって欲しい

――呪いの現場を担当する監督はどうすればよいのか?

ゴン太 まず大切なのは、こういう世界に関する情報の共有だ。「こういう場合はこう対処する必要があるんだな」と関心を持つことだ。自分が知らないところで、さまざまな攻撃、圧力にさらされており、それに対して、自分がいかに無防備であるか、ということに気づいて欲しい。それに気づくだけでも、現場監督にとって大きな宝だ。

――気づいたところで、問題解決にはならないのではないか?

ゴン太 「なにか変だ」と感じて、その作業をストップするだけでも、利益はある。作業のアプローチを変えることによって、免れる災難もある。

ただ、「いくら工夫しても、どうしようもない」ので「助けて欲しい」というのであれば、私の方で「処理」することは可能だ。あなたが依頼の窓口になってくれれば(笑)。しかし、最終的には、探求する能力を身につけて、自分で強くなって欲しい。冷たいようだが、自分で解決するのが基本だ。土木技術者であれば、なおさらだ。

――しかし、多くの土木技術者は「自分で探求する時間はない」と言うのでは?

ゴン太 私が言いたいのは、より良い人生の航海のためには、途中で座礁しないよう、沈没しないように、一つの物差しとして、こういう能力を自分のものにした方が良い、ということだ。そのために必要な情報と事例は、求められれば、いくらでも提供する用意がある。人は必ず強くなれる。

現実問題として、現場監督などが、必要な感覚と能力がないために、魔物などの攻撃に対して、無防備な状態のまま作業に入って、結果的に、事故などに巻き込まれているケースが少なくない。今回、『施工の神様』の取材に応じたのは、土木技術者にとって「考えるヒント」になればという思いからであり、同じ建設業で働く者として、このような状態を放置しておくのは危険だという危機感からだ、ということは強調しておきたい。

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