デュアルローリング工法

デュアルローリング工法とは、竹中工務店によって開発された免震改修/設備機械の同時施工技術のことで、個別実施よりも大幅な工期短縮に寄与するものである。尚、免震装置は荷重により伸縮性があるため、建築荷重の偏重による変形が懸念されていたが、荷重の受け替えを多柱で一気に行うことで、既存設備を一時撤去/移設することなく、供用しながらの施工が可能とされる。他方、免震装置プレロード工法は中間免震改修技術(竹中工務店開発)のことで、仮設支柱から免震装置への受け替えを1箇所ずつ行うものであり、フロア/設備機械の封鎖/停止なく移設後の空きスペースから順次施工するもので、免震改修/設備更新との同時並行により、一層のコストカット/ライフサイクルコストカットに貢献するものである。

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