建設業界における土被り(どかぶり)とは、建物の基礎が地面からどれだけ突き出ているか、または地面から埋まっているかといった寸法や状態を示す言葉で、地下に埋められた構造物の天端(てんば)から地表面までのことを指す。
建物の安定性や耐久性を確保するために、適切な土被りが考慮される。基礎が適切に設計され、必要な深さや広がりを持っていることは、建物の安定性や地盤の支持力といった重要な要素に影響する。土被りの計画は、地盤の性質や建物の用途によっても異なる。
天端から地表面までのことを「土被り」と言い、土被りの高さ(厚み)を「土被り厚(どかぶりあつ)」と言う。