地絡と漏電の違い

地絡と漏電の違いは、家電機器の老朽化や絶縁体の劣化などが原因で、

  • 地絡(ちらく):電流が大地に流れてしまうこと
  • 漏電(ろうでん):電流が大地や、正規の電流経路以外に流れてしまうこと

地絡は、回路が設計とは違う経路で成り立ち、抵抗差が大きいために大きな電流が流れてしまう短絡(ショート)という現象のうち、地面に対して放電してしまうことを指す。

一方、漏電は地絡の軽微なものであり、一方ばかりに大きな電流が流れず、正常回路と短絡と2回路の並列になっている状態。抵抗差が少ないことにより起きる。

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