基準寸法

基準寸法とは、鉄骨工作図の製作における、柱芯、鉄骨梁天端の位置を基準とした寸法のことで、スパン、階高、フロアラインなどの基準寸法を測定・確認するとされる。一般的に意匠図は通り芯、フロアラインを基準とするため、屋上の水勾配を鉄骨で採る場合は、その傾き、通り芯と柱芯の関係、フロアラインと鉄骨梁天端、ベースプレートの下端位置の確認が必須となる。この基準が異なると、設計図と異なる建物が出来てしまうことになる。

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