鉛とは、科学的に活性な金属で表面に不溶性皮膜を形成し、優れた耐食性がある。酸素を含んだ純水には腐食するが、自然水、海水には優れた耐食性があるがアルカリには弱い(コンクリート、モルタルに接触するところはアスファルト系塗料を塗る)。実用金属中最も比重が重く11.34(鉄7.85)、灰白色で展延性があり、融点は327℃と低く放射線の透過度が低い。鉛は板として以前は樋や化学薬品を扱う流しに、管として曲りの多い水道管に使われたが、現在はあまり使われない。また病院のレントゲン室の扉に放射線もれ防止として使われる。比重が重いので遮音効果があり、ベニヤに貼った製品もあるが殆んど使用されていない。