CF(キャンバーフォーム)工法とは、廃材を活用して工場で製造した専用の型枠パネルを用いた省力化工法のことで、既に復興道路の橋脚7本に適用されている。CF(キャンバーフォーム)工法は、清都組によって開発された。CF(キャンバーフォーム)工法の施工の流れは、1)コンクリートを打設する高さまで足場と鉄筋を設置、2)型枠パネルのフレームとなるH形鋼を上部まで一気に建て込み、3)型枠パネルを1段ずつ積み重ねながらコンクリートを打ち上げることで、足場の設置や配筋作業を1回に集約、高さ20mほどなら一気に打設できるため、工期短縮と品質向上が見込める他、打継ぎ目が減る上、養生の改善に当てられるなどの付加価値が挙げられる。