R-SWING工法

R-SWING工法とは、地下立体交差部におけるトンネル構造物を構築するための、矩形の3連揺動型掘削機(幅7.25m;高さ4.275m)による掘削技術のことで、土かぶりの浅い直線状のトンネル掘削に適するとされる。原理的には、上部のルーフ部と下部の本体に設置されたカッターを油圧ジャッキで左右に動かして掘削し、上部のルーフ部を1.5m分先行させ、下部の本体を上部のルーフ部に沿わせて前進・構築するため、地山の緩みの減少に寄与するとされる。尚、R-SWING工法は従来の掘削機に比べ、ユニットの組立・解体の所要工程を半減できるとされる。R-SWING工法は鹿島によって開発された。

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