ジェネシス-LTRとは、三井住友建設によって開発されたトンネル補修工事におけるライフサイクル管理用のデータベース(DB)・マネジメント・システムのことで、原理的には、設計/施工情報(穿孔覆工厚/空洞幅)の(タブレット端末で)入力/データベース(DB)化によって自動作成/更新される(補修)工事履歴を活用して、工事管理業務の高度化/省力化に寄与するものである。尚、ジェネシス-LTRの履歴データベース(DB)からは、工事日報/出来型管理の帳票/各種施工データのグラフ作成などが可能とされる。また、ジェネシス-LTRの入力フォームは現場管理者にとって特別な技能がなく容易に作業が可能とされ、ひび割れ展開図上から各種データへの直感的な検索/処理が特筆される。ちなみに、ジェネシス-LTRのデータ形式はXML形式が採用され、他社開発のCIMへ移行/活用も可能とされる。